迫る春の2021年JRグループダイヤ改正!前編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。今日の話題です。

 

 
地元の書店にも、いよいよ時刻表3月号が並びはじめました。これを見かけますと、いよいよ春が近づいて来たんやなあと感じる瞬間です。
 
 
毎年ダイヤ改正が控えるこの3月というのは、ラストランを迎えるもの、あらたに登場するものとが全国各地で入り混じるという、趣味的には大変興味深い時期です。
 
そういったことで、果たして今年はどのような出会いと別れがあるのでしょうか。
なかなか自由に旅が出来ないご時世ですが、今年はどのような変化があるのか、ちょっと探ってみたいと思います。
 
 
 
こちらは「JR大阪駅(大阪市北区)」。
こないだ通りがかりましたら、それにまつわるポスター類がたくさん掲出されていました。 

 
先日に上げた記事ですが、一連のコロナ禍で大きな影響を受けた鉄道業界。もともと、少子高齢化で利用客が減少傾向だったのに、輪をかけるような状況になったのだと思われます。
 
 
その潮流の最たるものというのが「終電時間の繰り上げ」ではないでしょうか。
コロナ禍以前ならば、逆に終電を繰り下げることが旅客に対するサービス向上だったのでしょうが、ライフスタイルの変化というのは本当に大きな影響があるのだなとつくづく思います。


JR西でも例外ではなく、ここ大阪駅を発車するそれでも、20分程度の繰り上げがなされるようです(個人的にはそれでもまだまだ遅いようには感じますが…)。


これは、他の鉄道会社も追随する動向のようですし、時差出勤を推奨するようなポイントの付与など、今後はこれがノーマルなものになるのでしょうか。どちらにせよ、これまでには想像もつかなかったことが現実になりそうです。

 
さて、JR西管内では新型車両の増備も気になるところです。能登半島へ向けて走る「七尾線」と、和歌山県の「紀勢本線」普通列車が、すべて新型車両に置き換えされるとのこと。
 
 
「紀勢本線」というと、京都、大阪から南紀へ向かう「特急くろしお号」が思い浮かびますが普通列車では、旧国鉄時代に投入された「105系」という車両が「和歌山線」ともども、最後の活躍を続けています。
 
 
実車の写真が手元にないので、模型を引っ張り出して来ました。トミーテックから発売されている、人気鉄道模型シリーズ「鉄道コレクション」。ラインナップに、くだんの「105系」があったのを思い出しました。
 
 
この車系、もともとは、首都圏の「常磐線」から「営団地下鉄千代田線」へ直通するための「103系1000番台」という車両を改造したものとして知られています。
 
 
長い編成だったので、ローカル運用に転用するために、中間車両に運転台を増設するという改造がなされたために、同じ車系でもこのように顔つきが異なる、というのが特徴なのですが…
 
 
これが、もともと運転台があった先頭車両。
2両編成が基本ですが、乗客が多い時には増結が出来るように、正面に貫通幌が取り付けられているのが目に留まります。
 
 
毎度おなじみ「Wikipedia#103系」より。
常磐線で活躍していた、旧国鉄時代のショットを見つけましたが、これ、そのままですね。
 
 
JRになったいまでは、まず考えられないような改造、そして、首都圏から和歌山・奈良への転属ですが、令和の現在までよく生き残ってくれていたなと感心します。
 

 
替わりに登場するのは「227系」という車両。
すでにデビューしているもので、JR西独特のデザイン、アコモデーションが施されています。
 
少し前までは、大阪近郊でも旧国鉄からの車両がたくさんだったのですが、急激にその姿はなくなりつつあるのだなと感じます。
 
次回に続きます。
今日はこんなところです。