みなさんこんにちは。前回からの続きです。
府内への自粛要請が解除されたら、いちばん行きたかった大阪城を散策した、先日の様子をお送りしています。
堂々とした、白亜の「大阪城」です。
普段見慣れてはいるものですが、実際に訪問して、じっくりと観察してみますと、これまで気付かなかったことばかりだなと感心しきりです。
それでは、いよいよ館内に入ることにします。
「天守閣」という名前が付けられているものの、内部は「博物館」になっています。
さらに現在わたしたちが目にしているものは、昭和6(1931)年になって再建された三代目天守閣です。
長らく、城のシンボルである天守閣のなかったことから再建の話しが進み、市民から寄せられた多額の寄付によって築城されました。
そういったことで、鉄筋コンクリートが多用された「近代城郭」に当たります。
正面玄関を入ったところ、大阪城といえばこの御仁。
一農民の身から天下人となり、全国を統一した「豊臣秀吉公」の立派な肖像画がありました。
戦国時代以降、荒廃した大坂の街を再興し、「天下の台所」と呼ばれるほどの商業都市・大阪の基礎をつくりあげた人物です。
ところで、館内にはいま話題?の「新しい生活様式」に則った注意喚起が、繰り返し流されています。ちょっと気になるので、後世の記録のためにも?しかと確かめておこうと思います。
「ソーシャルディスタンス」。昨年までは、まったく知らぬ存ぜずの言葉でしたが…
ですが、入館者の姿は見られず、実にがらんとしていますので、その点では十分に実践出来そうではあります。
先ほども少し触れましたが、昭和に入ってから再建された天守閣ということもあって、館内にはゆったりとした設えのエレベーターが設置されています。ですが、三密を防ぐためということで、階段の使用が推奨されていました。
ただ、各階にはさまざまな展示物があるので、階段で一階ずつ登って観覧し、最後に展望台から景色を楽しむ…というのがおすすめです。
ということで、さっそく階段で上がって行くことにします。
次回に続きます。
今日はこんなところです。