寺社仏閣と御朱印を巡る~その9 四條畷神社(大阪府四條畷市)⑩ | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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みなさんこんにちは。前回からの続きです。

 「寺社仏閣と御朱印を巡る」と題して、桜満開間近な「四條畷神社(しじょうなわてじんじゃ、大阪府四條畷市)」へお参りした際の様子をお送りしています。

 

(注)大阪府への緊急事態宣言発令前の訪問記です。念のため…

 

 

戦乱の南北朝時代、南朝方の武将として活躍するも、混乱の中で無念の戦死を遂げた…という、楠木一族の長男「楠木正行(くすのき・まさつら)公」を祀るお社でした。


いろいろと調べてみますと、実に数奇な運命が楠木一族にはあったのだなと、個人的には強く感じた次第です。 

 

 

さて、「四條畷神社」を後にして…

次は、その「正行公」が懇ろに葬られているという「御墓所」へ向かいます。 

 

 

神社から参道をまっすぐ西へ、15分ほど進んだところで「JR学研都市線」の踏切を渡ります。 

 

 

と、ここはなんともにぎやかな。銀行やスーパー、個人商店が立ち並ぶという商店街でした。 

あちゃこちゃに自転車が停められているのは、なんとも大阪らしいなと感じます(笑)

 

 

 

 

その商店街の奥に、正行公の「御墓所」はありました。周囲のにぎやかさに反して、一歩敷地に入ると信じられぬ静けさです。 

 

 

 

正行公、そして実弟の正時公には不利な戦況であり、無念にも自刃に追い込まれたといういまから700年近く前の「四條畷の戦い」ですが、 

先ほどの「四條畷神社」や、こちらの静粛とした墓所を拝見しますと、いまなお、地元の人々には尊崇される存在であるのだなと、さまざま巡って来て感じます。 

 

 

そういったことで、中世の戦乱の世に逞しく生きた「楠木正行公」、そして「楠木一族」にまつわる伝承の一端を、今回の訪問では窺い知ることが出来ました。 

 

 

 

見事に咲く桜並木も、その荘厳とした歴史の深みを感じる情景でした。


ここ「府内・北河内周辺」では親しまれているお社ですが、楠木一族にまつわる史跡というのは、関西には点在していると耳目にしました。機会がありましたら(時局が落ち着きましたら…)巡ってみたいなと思います。 

 

おつきあいくださりありがとうございました。

今日はこんなところです。