みなさんこんにちは。前回からの続きです。
「近鉄特急で令和最初の伊勢志摩を巡る」と題したひとり旅、「観光特急しまかぜ」で帰阪の途に就いているというところです。
のんびりとした、志摩半島の玄関口「賢島駅(かしこじまえき、三重県志摩市)」からの
豪華で快適な車中を満喫して、名残惜しいところですが「しまかぜ」は終着の「大阪難波駅(大阪市中央区)」に、定刻18時18分着。
ホームには、帰路を急ぐたくさんの人々が列車を待っているという、夕方のラッシュアワーの風景がありました。
一気に現実に戻された感がすごいという…
ただ、期待以上の豪華さ、移動自体を楽しめる「しまかぜ」での帰阪の旅になりました。
ぜひ今度は、これに乗って家族でゆったりと伊勢志摩を旅してみたいものです。
さて、後は帰宅するのみ。混雑した、いつものラッシュの中に紛れ込みます。
「鶴橋駅(同生野区)」で下車するのですが…
先ほどまで乗車して来た「しまかぜ」が、今度は回送列車として、通り過ぎて行きました。
「大阪難波駅」から一駅先、相互乗り入れしている「阪神なんば線 桜川駅(同浪速区)」にある留置線まで回送され、再度折り返しの回送列車になった、という姿です。
今日は、もう大阪着以外には運用はないので、高安車庫(大阪府八尾市)へ引き上げるのみ。
しかし、あのような「非日常の体験」というのはそうそう、出来るものではありませんので、名残惜しいなあとつくづく感じます。
その後は「JR大阪環状線」で帰宅の途に就いた次第です。
それでは、今回の「近鉄特急で令和最初の伊勢志摩を巡る」ひとり旅、行程のまとめです。
2020(令和2)年1月10日(金)
鶴橋 07:27発→大阪上本町 07:30着
普通 大阪難波ゆき
大阪上本町 07:50発→宇治山田 09:36着
全車座席指定 特急 宇治山田ゆき
外宮前 11:25発→内宮前 11:36着
三重交通 臨時直通バス 内宮前ゆき
内宮前 12:40発→五十鈴川駅 12:50着
三重交通バス51系統 宇治山田駅経由伊勢市駅ゆき
五十鈴川 13:10発→松阪 13:28着
全車座席指定 特急伊勢志摩ライナー 近鉄名古屋ゆき
松阪 14:18発→賢島 15:18着
全車座席指定 特急 賢島ゆき
賢島 16:00発→大阪難波 18:23着
全車座席指定 特急しまかぜ 大阪難波ゆき
大阪難波 18:31発→鶴橋 18:37着
快速急行 奈良ゆき
ひとり旅、最大の目的だった「伊勢神宮参拝」も、これまで幾度となく経験はあるのですが、あたらしい時代を迎えてはじめてということでなおのこと、新鮮で清々しいものでした。
そして、美しい山とリアス式海岸に囲まれた「志摩半島」。
やはり「伊勢志摩」というところは、琴線に触れるさまざまな体験が出来る、魅力的なところなのだなと、今回の訪問を通じてしみじみと感じた次第です。またぜひ再訪したいものです。
約2ヶ月の長駆にわたり、お付き合いくださりありがとうございました。
このシリーズはこんなところです。