みなさんこんにちは。前回からの続きです。
近鉄特急に乗って、令和最初の「伊勢志摩」を日帰り旅した際の様子をお送りしています。
大阪から乗車して来た「宇治山田ゆき(三重県伊勢市)特急」は、いよいよ「伊勢の国」に入りました。
広々とした伊勢平野を、南へと快走して行きます。天気も良く、なによりです。
「伊勢中川駅(同松阪市)」から10分ほど、「松阪駅(同)」に到着。
こちらにも、松坂城跡をはじめとして、数々の史跡が残されている、歴史のある都市です。「松坂牛」も有名なものですね。
気にはなりますが、先へと進みます。
直線が続く「山田線」、「松阪駅」を出てからこの「宮川(みやかわ)」を渡ります。
古くは「豊受大神宮(とようけだいじんぐう、伊勢神宮外宮)」の「禊式」に使われていたという、歴史と由来のある川です。
ということで、もう「伊勢神宮」はほどないところだとわかります。
その「宮川」を渡ると、伊勢の市街地に列車は入って来ました。車窓の右手には、オレンジの帯を巻いたディーゼルカーとすれ違います。
「JR東海 参宮線(さんぐうせん)」です。
名古屋方面からは近鉄とは競合関係にある路線で、このあたりでは付かず離れずで並行しています。
「伊勢市駅(同伊勢市)」に到着。
先ほどのJR線との共同駅です。
ヤフー地図より。
この「伊勢市駅」からほどないところには「豊受大神宮」、つまり「伊勢神宮外宮」があります。そういったことで、乗っていた1号車の乗客はほとんどが下車して行きました。
近鉄、JRとも、ここが外宮の最寄り駅になるのですがわたしは降りず。
そして、「伊勢市駅」から列車はゆっくりと高架線に入り、カーブを曲がり切ったところが…
終着の「宇治山田駅(同)」。
午前9時36分、定刻の到着でした。
隣のホームでは、名古屋からの「賢島(かしこじま、同志摩市)ゆき特急」が接続待ちをしていました。
このように、特急列車同士の接続が上手く取られているのも、近鉄特急の特徴です。
いよいよやって来た「伊勢の国」。
ですが、まずは降り立ったこの「宇治山田駅」を細見してみたいと思います。
次回に続きます。
今日はこんなところです。