大津市歴史博物館 ミニ企画展「江若鉄道-思い出の品々-」展を見に行く その1 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。今日の話題です。

 

 

「大津市歴史博物館」公式ホームページより。

 

先日の1日まで、「江若鉄道-思い出の品々-」と題された、ミニ企画展がこちらで行われていました。

 

 

「江若鉄道(こうじゃくてつどう)」とは、現在の滋賀県・琵琶湖西岸(湖西地域)を、びわ湖観光の拠点「浜大津駅(はまおおつえき、滋賀県大津市)」から「近江今津駅(おうみいまづえき、同高島市)」までの51.0kmを結んでいた、ローカル鉄道でした。

 

 

湖西住民の貴重な交通手段として以外にも、沿線には「びわ湖」、そして「比良山系」と、豊かな自然の多い観光路線として、昭和30年代後半までは活況を呈したのですが、ルートが殆ど重なる「旧国鉄湖西線」の建設が持ち上がり、昭和44(1969)年秋に惜しまれながら廃線になりました(「湖西線」の開業は昭和49年)。現在は「江若交通」として、かつて自社路線のあった湖西地域でバス路線の運営に当たっています。

 

路線廃止から50年、当時使用されていたという貴重な品々でその足跡を振り返るという企画展に、先日行って参りました。

その様子を今日からはお送りしたいと思います。よろしければおつきあいください。

(出典「江若鉄道の思い出 ありし日の沿線風景」 大津市歴史博物館編・サンライズ出版発行 2015年2月初版)

 

 

さて、大阪から京阪電車に乗り、まずやって来たのは「三条京阪駅(京都市東山区)」です。

 

「京都市地下鉄東西線」の駅ですが、 ここからは「びわ湖」の玄関口、「びわ湖浜大津駅」までは「京阪電車京津線(けいしんせん)」が乗り入れをしています。

 

 

 

「三条京阪駅」から20分ほど、終着の「びわ湖浜大津駅」に到着。府県境を抜けて、あいにくの雨模様になってしまいました。

ここで、同じ京阪の「石山坂本線(いしやまさかもとせん)」に乗り換えです。

 

 

ところで、到着したばかりのこの「びわ湖浜大津駅」ですが、大正期の開業以来、「浜大津駅」として親しまれていました。

ただ昨年の春に、沿線の「世界遺産・比叡山」への観光客誘致や、地域密着のための取り組みのひとつとして、沿線4駅の名称がこのように改められました。

 

こちらもどうぞ↓

当ブログ

「4駅名称変更前夜の京阪電車大津線を巡る その1」(2018年4月16日アップ)

https://ameblo.jp/kyle-of-lochalsh/entry-12477871039.html?frm=theme

 

 

そういったことで、「浜大津駅」は…

 

 

「びわ湖浜大津駅」へと改称されました。同時に、駅名標も京阪最新型のデザインに取り替えられ、装いも一新されたという次第です。

 

 

便利だなと感じたのは、沿線のみならず、周辺の鉄道路線図が同じ枠内に掲出されていることでしょうか。

先ほども触れましたが、急増する観光客への案内としては実にわかりやすいものです。

 

 

ホームでたたずんでいますと、ちょうど「石山坂本線」の上下列車が到着しました。

「京津線」、「石山坂本線」が接続する拠点駅ということもあって、乗降客や乗り換え客が多い駅です。これは昔から変わりません。

 

 

左側の「石山寺ゆき」電車には、かわいらしい「おでん」のイラストが。

この時期になりますと「石山坂本線」では、車内で「おでん」や「お酒」が楽しめる「おでんde電車」なる、人気の貸し切り電車が運行されていまして、この編成がそれに充当されているようです。揺れる電車の中で、温かいおでんとお酒…一度は乗ってみたいものです。

 

次回に続きます。

今日はこんなところです。