初秋の筑前・筑後をひとり旅2019 その55 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

先日、頂いた連休で福岡県、筑前・筑後地方をひとり旅した際の様子をお送りしています。

 

 

念願の「太宰府天満宮(福岡県太宰府市)」を参拝しているというところです。 

 

 

緑豊かな参道の先で、この「楼門」をくぐります。かなり古いもののようで、味わいがあります。 

 

 

 

そして、いよいよ「本殿」にお参りするのですが…なんとこの長い行列。

平日にも関わらず、大変な人出だなと感じますが、わたしもこれに15分ほど並びます。 

 

お願いは念入りにさせて頂きました(笑)

 

 

その本殿に向かって右側には「飛梅(とびうめ)」の木を見つけました。

 

京からこの太宰府に配流された菅原道真公を慕って、一晩のうちに京からこの太宰府に空を飛んで主を追いかけ、そしてこの地に根を降ろした…という「飛梅伝説」になっているものです。樹齢は軽く1000年は超えるものだとのこと。

 

 

 

そして、左側には「皇后の梅(きさいのうめ)」。大正天皇后「貞明皇后(ていめいこうごう)」が大正13(1924)年に参拝された折りに、葉山御用邸から持参された梅をお手植えされたものだとのこと。いずれも貴重なものです。 

 

 

さて、参拝を終えまして、お守りなどの授与所に立ち寄ってみますと、このようなものを見つけました。 

 

 

神殿の屋根に使用されている「檜皮(ひわだ)」の実物でした。目の前で見られるとはなかなかない機会なのですが… 

 

 

 

本殿の屋根を望む。苔むした姿が実に重厚さを感じさせられます。

 

 

この「檜皮」はいまとなっては貴重なものなのだそうで、さらにそれを葺く職人さんの高度な技術力も求められるのだとのこと。

その寄付を募るものでしたが、なるほどと勉強になりました。

 

 

せっかくの参拝でしたので、こちらで「御朱印」を頂いて帰ることにしました。

「梅の花」の印が印象的なものです。 

 

余談ですが、こちらの「太宰府天満宮」で、新品の朱印帳に御朱印を頂こうとすると、最初の2ページ分を空け、3ページ目に御朱印を授与するのだそうです。

 

 

 

というのは、こちらでは「日本を司る神様=伊勢神宮」とされているため「最初のページに御朱印を捺すのを遠慮している」ということで、「伊勢神宮」の「内宮(ないくう、皇大神宮)」と「外宮(げくう、豊受大神宮)」の御朱印を最初の1、2ページに捺せるようにしているためだとのこと。これは知りませんでした(画像出典:近鉄ホームページより)。

 

 

ちなみにわたしの朱印帳には、最初におらが街の「石切剣箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)」のものを頂いていましたので、2ページ目の授与でした。余談でした。

 

 

続いては、季節限定だというこの「水みくじ」に挑戦。 

 

 

こちらの手水コーナーで、頂いたおみくじを水に浸けますと…中吉でした。まずまずです(笑) 

 

 

念願のお参りを無事に終わらせまして、ほっと参道を駅へと戻りがてら、ぶらぶらと境内を散策してみることにしました。

 

小雨が降りだしてはいるのですが、駅の方向から次々とたくさんの参拝客が本殿へと向かう姿、やはり全国的に著名なお社なのだなと感じます。あらためて来られて良かったです。 

 

 

さて、その道すがら… 

これはすごい幹です。直径5mくらいはあるでしょうか、普段ではなかなか見られないものやなあと感心します。

 

 

巨大な幹から見上げますと、鬱蒼とした木々が生い茂る姿が実に気持ちの良いものです。

実に自然豊かな、天満宮の境内でした。 

  

次回に続きます。 

今日はこんなところです。