「京阪電車ファミリーレールフェア2019」へ行って来ました 前編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。今日の話題です。

 

10月14日の「鉄道の日」前後に、全国の鉄道会社では関連の鉄道イベントが毎週のように行われる時期になりました。

今日からは、先日20日に「寝屋川車両基地(大阪府寝屋川市)」で開催された「京阪電車ファミリーレールフェア2019」を訪問した際の様子をお送りしたいと思います。


年に一度の車両基地の開放ということで、毎年楽しみにしているイベントです。よろしければおつきあいください。

 

 

最寄駅から「京橋駅(大阪市都島区)」へ出て、その「京阪電車」の準急に乗ること10分ほど。

到着したのは、会場最寄りの「寝屋川市駅」です。開場の40分ほど前でしたので、家族連れでいっぱいでした。

 

 

さて、ここからは「寝屋川車両基地」まで、京阪の高架線に沿って、大阪方向へと歩きます。

毎年、どんなイベントがあるんかな?と愉しみにしながらの道のりです。

 


 

 

15分ほどで「寝屋川車両基地」に到着。もうすでに長い行列が出来ていました。

 

 

9時30分にオープン。さて、どこから見て回ろうか…というところですが、まずは車両が留め置かれている、工場の「検修線」へ向かいます。

 

 

おっ、さっそく二編成が並んでいます。今年は「6000系(左)」と「3000系(右)」でした。

 

 

右側の「3000系」を正面から。「このショットで電車を眺められる」というのはこのイベントくらいでしかありませんので、毎年のことながら迫力を感じます。

ホームから眺めるのとは異なり、電車というのは実に大きなものなのだなと感心します。

 

 

この「3000系」は、近年になって正面にディスプレイ設置の改造が行われまして、種別によって異なるさまざまなデザインを掲出出来るようになりました。


向かって右側に掲出されているのは、沿線の「ひらかたパーク(ひらパー)」で開催中の「進撃の巨人展FINAL」なるイベント告知のヘッドマークでした。作品の詳しくについては存じ上げませんが(娘は仔細を知ってました)、なかなか奇抜なデザインです。

 

 

その隣には、最新型通勤型車両「13000系」の姿が。最近、目に見えてその数が増えてきている新車です。

昭和30年代に製造された「2200系」や、「2600系」といった、車齢が50年ほどにもなる古参車両の置き換えが、この車両によって進められています。数年後には、京阪の車両の勢力図はこの「13000系」でいっぺんに塗り替えられそうです。

 

 

そして、その奥をよくよく見てみますと、もう1編成、列車が留め置かれているのですが…

 

 

本来であれば、赤い□あたりに白字で車番が記されているのですが、無表記という珍しい姿の車両でした。車両の形状から、先ほど検修線の左側に停車していた「6000系」だということはすぐにわかるのですが、どうやらリニューアル工事さ中の編成のようです。

 

 

その「6000系」の別編成は、検修線の外側に切り離された姿で停車していました。

昭和58(1983)年3月、同年の架線電圧の昇圧に合わせ、旧型車両を一斉に置き換えるために登場した車両なのですが、「少し傾斜したこの非貫通(向かって左半分は非常用扉)の正面顔」というのは、それまでの京阪では想像だにしなかった実に斬新なデザインであったようで、「もはや塗装のみが京阪電車だということを物語っている」と称されるほど、大きなインパクトを与えるデビューだったとのこと。

 

個人的には、現在でも十分通用するデザインだと感じるのですが、デビューから30年以上を経過したということもあり、平成25(2013)年から車両のリニューアル化が進められていまして、内・外装も改められ、居住性の向上が図られています。

 

 

 

リニューアルの一環として、正面・側面の方向幕は「フルカラーLED表示」に取り替えられたのも大きな特徴…なのですが、これはイベントならではの表記でしょうか。定期列車ではあり得ない「臨時急行 京橋」の表示でした。おもしろいなと感じます。

しかし、この類の表示をカメラに収めようとすると、文字が切れてなかなか難しい…

 

次回に続きます。

今日はこんなところです。