みなさんこんにちは。前回からの続きです。
先日、頂いた連休で福岡県、筑前・筑後地方をひとり旅した際の様子をお送りしています。
さて、乗り込んでいるのは、早暁6時3分に「新大阪駅(大阪市淀川区)」を発車した「山陽新幹線 ひかり441号博多ゆき」。
緑の多い、穏やかな天気の山陽路を進むこと3時間ほど。本州・九州とを分かつ「新関門トンネル(全長18,713m)」を出ますと…
いよいよ、九州に上陸しました!
大阪から関門海峡のトンネルを抜けると、目の前に広がるこの関門海峡の景色は大好きです。
「のぞみ号」ですと大阪からは2時間ほどですが、多くの駅に停車するこの「ひかり441号」では3時間ほど。そういったことで、なおのこと遠くへやって来たなという気持ちになります。
九州最初の停車駅は「小倉駅(福岡県北九州市小倉北区)」、午前9時5分到着。
今回の旅の目的地にしている「筑前・筑後地方」のある「福岡県」のみならず、広大な「九州の玄関口」として大きな存在感があります。
私事ですが、義母が北九州出身(門司)なので、嫁と結婚してからはこの駅を拠点に幾度か行き来するようになったこともあり、個人的にはなじみの出来た駅でもあります。
そんなことを考えながら、少し明るい空になって来た「小倉駅」を発車。大都会に来たという感じを受けます。
ところで、始発の「新大阪駅」から乗車している、身の丈に合わない!「10号車 グリーン車指定席」ですが…
「新大阪駅」から乗車して来たのはわたしの他にあと1名、広島から徳山から1名乗って…という感じで、貸し切り状態でした。
朝から新幹線に乗るというと、いつも混雑しているイメージが強かったですので、ここまでの空き具合というのもはじめての体験でしたが、普段は乗車することなどない「グリーン車」、ゆったりと過ごすことが出来ました。
「小倉駅」を出て20分ほど、長いトンネルを抜けると列車は福岡市内に入って来たようです。
お!「JR九州」の電車が見えて来ました。博多駅からは在来線に乗り換えるので、そちらの行程も楽しみなところです。
そして定刻の午前9時23分、無事に「博多駅(福岡市博多区)」に到着。
「のぞみ」号では味わえない、沿線の車窓からの実にさまざまな光景を観察することが出来て、有意義な3時間余りの旅でした。
ホームに降り立ちますと、ちょうど上りの「九州新幹線」からの直通列車、「みずほ602号 新大阪ゆき」が発車して行くところでした。
調べてみますと、始発の「鹿児島中央駅」発は「午前8時ちょうど」ということなので、こちらが「広島駅」を出発したのと同じ時刻だったようですが、鹿児島から博多まで1時間20分ほどで到達出来るとは、本当に便利なものだなと感じます。
新幹線が全通する前ですと、在来線特急でも鹿児島までは4時間ほどはかかっていたように記憶していますので…
次回に続きます。
今日はこんなところです。