アメブロのみなさま、こんにちは。はじめまして。
ヤフーブログから引っ越して来ました、カイルと申します。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
さっそく、アメブロ最初の記事を上げようと思うのですが…
実は少し込み入った事情がありまして、以前から運営していたヤフーブログの容量が今年3月で満杯になった関係でそのまま運営が出来ない状態になり、一時的に4月から先日のアメブロへの移行まで仮設のブログをヤフーで開設して、記事をアップしておりました。
そちらでの記事は、こちらへ自動的に移行することが出来ないということですので、今日からはその自動移行出来なかった、仮設ブログで上げた記事を随時、こちらへと移行しながらアップするということをして参りたいと思います。
少し古い話題もありますが、なにとぞご容赦ください。
(2019年4月2日 ヤフーブログでアップ分)
もうすでにみなさんご承知のこととは存じますが、あえてこの話題を。
ブログ仮設から間もないところですが、さっそく重大なニュースでした。
昨日、30年余りにわたって続いている「平成」の次の元号が「令和(れいわ)」と決定しました。気になって、帰宅途中に各社の夕刊を買い揃えて来ました。
朝日大阪夕刊 平成31(2019)年4月1日付け 9面(社会面)より。
大阪の観光地として人気の「道頓堀」でも、屋外のビジョンを通じて、菅官房長官の新元号発表に大変なことになっていたようです。
昨日は出勤していたのですが、朝からわたしを含め仕事が手につかぬような状態でしたので、正式に決定したことでほっとした気分にもなりました。
読売大阪夕刊 平成31(2019)年4月1日付け 1面より。
新聞・テレビやネットでも公表されていましたが、出典は日本最古の歌集「万葉集」からだとのこと。さらに元号の出典が日本由来の文献に拠るのは長い元号の歴史の中でも、はじめてのことだそうです。
ネットでいろいろくぐってみますと、この新元号「令和」について、わかりやすい解説を見つけました。
『万葉集』第五巻「梅花歌」三十二首の序文中にある「初春令月 氣淑風和 梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香」を典拠とする。
「初春の令月にして、気淑(きよ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫(かおら)す」、意訳するに「初春のよき月の下に、空気は澄んで風は穏やか、梅はさながら女性が鏡の前で化粧するごとくして、蘭はその身に帯びた香のように薫っている」…
(「ビジネスジャーナル」新元号「令和」の典拠・万葉集の一節は「国書中の”漢文”だった?考案者の知恵と勇気の結晶
https://biz-journal.jp/2019/04/post_27319.html より)
「梅の花」がテーマになった「新元号」だったのですね。
まったく個人的な所感を述べるのですが、文字の字面もさることながら「れいわ」という言葉の響きにはなにかしら「凛としたもの」を感じつつ、それでいながら「穏やかさ」を感じるような印象を受けました。
「和」という文字が入っているからでしょうが、報道などに接しますと、寒く、厳しい冬を乗り越えて花開きつつある「梅の花」にまつわる情景を詠んだものと解釈しているのですが、あえて「春の象徴」でもあり、毎年この時期に華々しく咲く「桜」ではなくて「梅」だというところが、なんだか日本らしさがあるというのか、シブくも感じられます。
それがなんだか、荘厳で日本らしいなとも感じられます。最初に見聞した時には「令」とは「言いつけごと」とか「決まりごと」というイメージもしたのですが、調べてみると「素晴らしいもの」「麗しいもの」という意味合いもあるそうですし…
個人的には「うまく決まってよかったな」という印象を持ちました。
ともあれ新元号も決まり、長かった「平成」の世も残すところあと1か月。
「平成」の時代が平穏に終わり、来たる「令和」というあたらしい時代が、穏やかで平和な時代になってほしいと期待する次第です。
今日はこんなところです。