みなさんこんにちは。前回からの続きです。
いよいよ、明日16日に全線開業する「JRおおさか東線」の話題を、連日にわたってお送りしています。

ここは「鴫野駅(しぎのえき、大阪市城東区)」です。
明日、全線開業する「おおさか東線」の新駅のひとつで、画像左側に写っている「学研都市線」との共同駅となります。
当ブログで、これまで新線のいわゆる「定点観測」をして来た駅なのですがこの日は「開業前最後の訪問」ということで、開業間近となった駅の様子をあちこち観察しているというところです。

上がって来たホームは「2・3番のりば」です。
「3番のりば」は「学研都市線上り(四条畷・松井山手・木津方面)」が発着しているのですが、その反対側、すなわち北側に「おおさか東線」の上下線ホームが設けられています。

「3番のりば」の隣には「おおさか東線 新大阪方面」への「2番のりば」、
線路をはさんだ向かい側が「放出・久宝寺方面」への「1番のりば」です。

「おおさか東線」ホーム側に仮柵が設けられているのも、開業間もないこの時期ならではの光景です。


「1番のりば」を望む。「新大阪方面」からの列車が発着するホームになりますが、ホームの照明がすべて落とされた光景というのはなかなか見られないものです。見る限り、こちら側には仮柵などの類もなく、すぐにでも営業開始出来そうな雰囲気です。


再び「2・3番のりば」の方へ。番線表示には、まだ「2」の文字は記されていません。あとは、上貼りのステッカーをはがすだけでしょうか。

こちらは前回(2月上旬)に訪問した際の「鴫野駅」の「2・3番のりば」。
この時は「1・2番のりば」の工事は真っ只中で、ホームの中央部には白い壁が設けられていたのですが…

コンコース階の壁面に続き、こちらの壁もすっかり取り外されていました。
やはり、壁がなくなると実にすっきりした印象を受けます。

このホームを先へと進んで行きます。

「2・3番のりば」の間にはロープが張られていて、前者の側には入れないようにされていました。
ロープの外側、その隙間から駅構内の全景を眺めたところ。
「おおさか東線」の発着する左側の「1・2番のりば」には、かつては、右側の「学研都市線」の上下線がそのまま収まっていたのですが、この駅の前後の配線の関係で「学研都市線」上下線は右側(南側)にあらたに建設された高架線へ移転がなされ、かつての「学研都市線」上下線と、ホームは「おおさか東線」上下線に転用されるため、大幅に改修されました。


さらに、ここからも「1番のりば」を観察してみます。

ホームの中央から少し後方に、車掌さんのホーム監視用のモニターを発見。
この駅の構内は結構なカーブにかかっているので「学研都市線(下り4番のりば)」では、以前から安全確認のために駅員さんがホームに常駐しているのが特徴でもあるのですが、気が付くのは、停車する列車の長さ(6両編成)に比して、ホームの有効長が結構あるのだなということでしょうか。正確に測った訳ではないのですが、おそらくは8両編成分くらいはありそうです。

ホームの先端部にやって来ました。
左が「学研都市線」、右が「おおさか東線」です。

暗くて見づらいのですが、両線はこの先で「寝屋川橋梁」をいっしょに渡り、それぞれ左右へ分岐する路線形態になっています。そういうこともあり、ここのホーム先端部は「撮影スポット」になりそうにも感じます。

いろいろと観察したり、撮影している間にも「学研都市線」の列車が頻繁にやって来ます。この列車がやって来た「学研都市線」の隣駅は、大阪市内有数のターミナル駅「京橋駅(同都島区)」なのですが、新大阪方面への乗り換えもこのホーム上で可能になりますので、こちらもやはり便利です。

最後に、再びコンコース階に降りますと…
全線開業をアピールする電光掲示がさかんに流されていました。



「東京・博多まで約3時間」とは、これはなかなか壮大で印象的なキャッチコピーです。やはり、新幹線の利用という点においては大きなインパクトのある「全線開業」になりそうです。



いよいよ、明日16日に迫った「おおさか東線全線開業」。
これまでの記事でしつこく、しつこく?述べて来ましたが、大阪東部・奈良方面から、新大阪へのアクセスの劇的な向上が期待出来る今回の開業です。
それだけ、大きな期待の持てるものだと思えるものです。
次回は、全線開業を迎えた初日の沿線の様子をお送り出来ればと思います。
今日はこんなところです。