みなさんこんにちは。今日の話題です。

先日、来月16日に延伸開業が迫った、大阪東部の外郭部を南北に走る「おおさか東線・新大阪延伸」についての話題をお送りしました。

前回の記事でも少し触れたのですが「おおさか東線」の南半分、「放出駅(はなてんえき、大阪市鶴見区)」から「久宝寺駅(きゅうほうじえき、大阪府八尾市)」までの間、9.2kmは10年前の平成20(2008)年3月にすでに開業しています。来月開業するのは、その「放出駅」から北へ「新大阪駅(大阪市淀川区)」までの「北区間」と呼ばれるものです。
この「北区間」が開業しますと、大阪東部や奈良方面から、新幹線の発着する「新大阪駅」へのアクセスが格段に向上すると、沿線からは大きな期待が寄せられています。従来では、淀川の向こうの街外れに位置する「新大阪駅」へのアクセスというのはとても不便な印象がありますので、個人的にも大変期待している「北区間開業」です。

ということで、「北区間」に含まれる前回の「鴫野駅」の訪問に続き、今回はあらたに始発駅になる「新大阪駅」の様子を見に行こうと思います。
よろしければ、前回に続きましてどうぞおつきあいください。
前回の記事はこちらです↓
当ブログ
「おおさか東線延伸区間の工事が進む鴫野駅を見に行く 2019年2月編 前編」
(2019年2月11日アップ・3回シリーズです)
まずやって来たのは「京橋駅(同都島区)」です。
手前は「国道1号線(京街道)」、ちょうど「大阪環状線」が通過して行くところでした。最近増備の進む新型車両の「323系」という車両です。

訪問したのは先週のとある平日の朝。寒さはまだまだですが、陽射しは春に向けて少しずつ穏やかなそれになりつつあるなと感じます。

ところで、冒頭で「新大阪駅までのアクセスが従来では不便な…」などという旨のことを申し上げました。
そういったことで、これまでですと「新大阪駅」へ行こうとするとどんな感じなのかということで、一例としまして、わたしがよく利用するここ「京橋」から、ちょっとそちらまでの道のりにおつきあい頂きたいと思います。

「京橋駅」改札を入りました。「大阪環状線」内回りホームです。
ここから、まずは「内回り電車」に乗車。

約7分で「大阪駅(同北区)」に到着。朝のラッシュはとおに過ぎているのですが、やはり混み合っています。この人混みの中を抜けて…

中央のコンコースを先へ進みます。ここも終日人が多いところです。


少し進んで「JR京都線」のホームに上がって来ました。これに乗り換え。

淀川(よどがわ)を渡り、4分ほどでようやく「新大阪駅」に到着。

電車に乗車している時間自体はさほどではないのですが、短い時間での乗車が続くこと、混雑している環状線に揺られ、こちらも終日混み合っている大阪駅でもまた乗り換え…と、本当に疲れます。


新幹線に乗る時は、おおむねいつもこんな感じです。
行きはまだいいとして、おみやげやら何やら荷物のたくさんになった帰路など、このルートをまた戻るんかいな…などと、ここまで帰って来てからも最寄り駅まで戻るまでまた一仕事、という感じを受けます。正直、疲れます。
「おおさか東線」が来月にここまで延びて来ますと、先ほどの「京橋駅」や「環状線」、そして「大阪駅」を経由せずとも、直通でこの駅までアクセス出来ることになります。
そういった事情なので、個人的にはとても期待している延伸開業です。


わたしなどは新幹線に乗車することはそうそうないのですが、いざ利用する際には本当に便利になるなと感じます。
ここまで来ますと、新幹線に乗って、どこかへ行きたくなります。

その「新幹線改札」から在来線コンコースを向いたところ。そこから最も近い「2番ホーム」に「おおさか東線」は発着することになっています。

訪問したのは平日だったのですが、まるで休日やラッシュ時のような混雑ぶりに驚きます。

在来線改札から回れ右して、発車案内がずらり並んでいます。
「JR京都線」のみならず関西空港・南紀方面、さらに北陸や北近畿方面への特急列車も発着している、まさに「大阪の玄関口」の駅です。

その左端には「おおさか東線」のそれも、すでに準備されていました。

「おおさか東線 放出・久宝寺方面」の文字がはっきり視認出来ました。
先日の「鴫野駅」でもそうでしたが、本当にいよいよ開業するのだなと感慨にふけってしまいます。

在来線改札を出ても、人の波は絶えません。ここまですごいとは。

構外に出て来ました。ひょっとしますと、この特徴ある新幹線ホームのある駅舎は関西以外の方でもおなじみの光景かも知れません。
東海道新幹線開業以来からの歴史ある駅舎です。
それでは、再度改札を入りあれこれと「おおさか東線」にまつわる観察をして来たいと思います。
次回に続きます。
今日はこんなところです。