みなさんこんにちは。前回からの続きです。
先日開催された「2018きんてつ鉄道まつり」に行って来た様子をお送りしています。

ここは会場になっている「高安車庫(大阪府八尾市)」です。
すでに多くの人たちでにぎわっています。さて、どこから見ようかというところですが…

入り口入ってすぐ右のところに、レールの展示がありました。
ちょっと覗いて行くことにします。


ひとまとめに「レール」と言っても、頻繁に列車が通過する幹線とローカル線とでは異なるものが使用されています。しかし、これほどたくさんの種類があるとは驚きです。

近くで観察してみますと、大きさの違いがよくわかります。

レールには、製造された会社や製造年月日が記されています。

解説を読むと、それぞれの刻印にはこまかな意味が込められているのですね。普段は目にする機会があまりないものですので、興味深いものです。

反対側のテントではなにやら人だかりが出来ています。

レールをつなぐボルト、そして枕木など。保線作業には必須のものですね。

なんとここでは、先ほど展示されていたレールをカットして販売しているではないですか。
すでに売り切れているものもありますが、いいオブジェになりそうですね。

続いては、保線作業用のリフトも展示されていました。見るに、普段よく見かけるものと同じようではあるのですが…

やはりというか、キャタピラーの前後には車輪がついています。これを使って軌道上を移動しつつ、保線作業をしているとのこと。

他にも、これも保線車両なのですが、トラックそのままです。
こちらにもタイヤの他に車輪がついていて、軌道上を走行出来る仕組みになっています。

会場の中心部の様子。
この車庫内には検査のために車両が留め置かれるものです。

反対側にも同じような車庫があります。と、これら車庫の間に、緑色の細長い線路がまた1本あるのがわかります。

これは「トラバーサー」と言うもので、先ほどの左右にある車庫に入線している車両をここに乗せ、横移動することで、反対側の車庫に車両を移動させることが出来るという機械です。これも結構大きなものです。



その車庫の合間を観察しながら進んで行くのですが、仮の台車がずらりと並んでいます。これも車庫ならではと言ったところでしょうか。


その車庫の東側では「伊勢志摩ライナー(左)」と、汎用特急車「22000系(右)」が留め置かれていました。前者は運転台見学が出来るということで、長い行列が出来ています。運転台に入れるというのはめったにない機会ですから、こちらにも長い行列が出来ていました。

さて、ここから車庫の向こうを観察しますと…

出庫待ちの特急列車が留め置かれていました。
近年、近鉄特急も徐々にあたらしいカラーへと変更されつつあり、原色そのままの編成を目にする機会もめっきり減ったなと感じます。
次回に続きます。
今日はこんなところです。