みなさんこんにちは。前回からの続きです。
大阪近郊の支線巡り、今回は大阪・奈良の府県境の「信貴山(しぎさん)」へ向かう「近鉄信貴線」と「西信貴ケーブル線」を巡った際の様子をお送りしています。

さて、「信貴線」の始発駅「河内山本駅(大阪府八尾市)」に到着しました。乗り換える「信貴線」の2両編成の電車は、すぐ隣のホームで発車待ちをしていました。ドア・ツー・ドアの乗り換え、これは便利です。


この駅には支線の「信貴線」に対し、本線の「大阪線」が発着しています。
「大阪上本町駅(大阪市天王寺区)」を起点に、奈良・伊勢・名古屋方面への特急列車が頻繁に走る、近鉄にとってはまさに「大幹線」です。

発車まで少し時間があるようなので、ホームの先端へ向かってみます。

そこから振り返って、駅の全景を望む。わりと規模の大きい駅です。
先ほど発車を待っていた「信貴線」の電車は、右から2線目の「1番線」に停車していますが、右にはもう1線線路があります。これがそもそもの「信貴線」線路です。

再び回れ右して、伊勢・名古屋方面を望む。
先ほどとは反対の眺めになりますので、左から2線目の「1番線」からの線路が左端の「そのそもの信貴線」線路に合流しているのがわかります。
これを駅の方角へ戻ると「信貴線専用の5番線」になっているのですが、時間帯によっては「5番線」を使用せず、大阪線とホーム上で「ドア・ツー・ドア」の接続が出来るように信貴線は「1番線」を使用しているようです。

右へカーブする大阪線に対し、信貴線は左へと向かっています。
なかなか絵になる風景です。

橋上駅舎へと上がって来ました。

ここで、いまや見かけることの少なくなった「フラップ式」の発車案内を発見。列車の発車ごとに「パタパタパタ…」と板が回るタイプのものですが、
数が少なくなったいま、これを見かけるとなんだかうれしくなります。

では、信貴線の「1番線」へ戻ることにします。

電車は2両編成。前回の「道明寺線」と同じですね。


支線なのですが、こちらは車掌さんが乗務しているので「ワンマン」運転ではないようです。車内も結構、乗客が乗り込んでいます。


日中はおおむね20分おきの運転がなされている「信貴線」です。


それでは信貴線に乗車して、終点の「信貴山口駅」へ向かいます。
次回に続きます。
今日はこんなところです。