先日より泉南で行われている「企画展 昭和の一大観光地砂川」を訪ねるシリーズをお送りしていますが、今日はちょっとこの話題をはさみたいと思います。

「東大阪市政だより 平成30年5月1日号」より。
昨日、毎年楽しみにしている「東大阪市民ふれあい祭り」が行われました。
いつもは初夏を感じさせるほどの晴天の中、行われるこの市内最大のお祭りなのですが、今年は午後から雨の予報。さて、どうなるか…と、家族で出かけた際の様子を今日はお送りしたいと思います。

さて、まずやって来たのは「近鉄八戸ノ里駅(やえのさとえき)」。
「ふれあい祭り」の主会場はここから実に3駅先の「布施駅」までの近鉄電車の側道で、ずらりとさまざまな出店や屋台が立ち並ぶなど、見ているだけでも楽しいものです。しかし、やはり予報通りの曇天です。

駅前の案内所で案内のリーフレットを貰いまして…


いよいよ、ここからが「メイン会場」です。ですが…

やはり、雨が降り出しました。それも、結構雨粒が大きいものです…

沿道は、あっという間に傘でいっぱいになります。しかし、この祭りの日に雨とは…毎年のように来ているわたしたちでも、記憶がありません。
逆にいうと、毎年それだけ「晴天の日」が続いていたこともすごいことでしょうけれど。




そんな悪天候の中でも、出店されているお店を覗いて回る楽しさには、毎年変わりありません。ただ、雨天という予報があったためでしょうか、普段ならびっしりと出店されている場所でも、がらんと空いた場所が目立ちます。
大切な商品が雨で濡れてしまっては、これは仕方ないですね。


ベビーカステラの屋台の脇には、きらきら輝くこのおもちゃ。
これも売り物なのかしらと、ふと考えながら歩を進めます。
こんなことを考えるのも、お祭りの楽しみですね。

気が付けば、もう一駅歩いていました。隣の「河内小阪駅」です。

普段、駅前のこの場所は「近鉄バスのりば」になっているのですが、こちらには催し物のステージなども設けられていて、毎年、ちょっとした休憩場所にもなっています。

ステージでは、地元・大阪商大の学生さんたちがステージの準備をしていました。雨の中、本当にご苦労さまです。


そのロータリーの中、おっ、「高速バス」が停まっているではないですか。
「近鉄バス」ですが、夜行便で使用されているリムジンバスのようです。

雨も少し強くなって来たので「見学自由」だという車内で少し休憩して行こうかと思います。これはありがたいです。



「夜行便」のバスなので、深いリクライニングが利く3列シートでした。
夜行バスにはそれほど乗車したことはないのですが、狭いながらも、座席のスペックや車内の設備の配置など、よく考えられているなあと感心します。
また旅に出たくなりました(笑)

ついでに、普段はこの角度からは撮影出来ないであろう運転台。
スイッチ類がたくさんですが、運転はしやすそうですね。


出入り口の案内より。普段は「京都・大阪・神戸~別府・大分間」で走っている便で使用されているようです。いい雨宿り?になりました。

「河内小阪駅」を通り抜けて、さらに先へと進んでみます。


ところが、この駅を出た途端、またも雨が大降りになって来ます。
なかなか忙しいですが、まだ小さい次女を連れているので、とりあえずどこか屋根のあるところへ、ということで…

「河内小阪駅」を少し過ぎたところにあった、雨風のしのげそうな休憩所(兼カレーの出店)でちょっと軽食。嫁は「カレー&ナン」(300円)。
おいしそうな焦げ目のついたナンは、注文ごとに焼いてくれるものでした。

わたしは、反対側にあった屋台のラーメン(200円)。
どちらも、おいしく頂きました。


しかしこのあとも雨は一向に収まらず。もうずぶ濡れです('Д')
結局、周辺のお店を散策したのち、早くも、帰路に就くことにしました。




土砂降りの中を歩くのも難儀しそうなので、並行する電車で、先ほどの「八戸ノ里駅」へと戻ります。悪天候の中、車窓からもやはり、例年より人出は明らかに少ないように感じました。

結局、このあと午後から雨風が急に強まった東大阪。
お祭り自体も、大雨・洪水警報の発令で中止になってしまったとのこと。
せっかくのお祭りですから、5月の清々しい晴天の中でやりたかったですよね…来年、また期待したいと思います。
カレーとラーメンがおいしかったのはなによりでした(笑)
今日はこんなところです。