
先月30日に行われた「京セラドーム大阪(大阪市西区)」で行われた「パ・リーグ関西三球団」の復刻イベント「近鉄vs南海(オリックスvsソフトバンク)」、「KANSAI CLASSIC2018」の観戦記をお送りしています。
この試合、「ソフトバンク」は前々身の「南海」、「オリックス」は「近鉄」のユニフォームを身にまとい試合に臨むという、昭和からのオールドファンには懐かしい雰囲気です。

さて、試合がはじまりました。初回の「南海ホークス」は無得点でしたが…
観戦しているのは三塁側ですが、その前のレフトの守備についたのは中村選手。濃い緑のユニフォーム、普段見慣れている黒色ではないので新鮮です。


ところが、ホークス先発の中田投手、どうも出足がうまくいかないようで…
バファローズ・小谷野選手へのデッドボールで、両軍がもみ合うという波乱のはじまりになりました。

このあとも打ち込まれ、度々マウンドに選手が集まります。
どうも、不穏な雰囲気なのですが…

結局、3回までにバファローズに5点取られてしまいました。
スタンドから見ていてももどかしい感じです。


この後、一昨年のドラフトで入団した2年目の田中投手にスイッチ。

6回表が終わったところで「5対3」。
徐々に加点してはいるのですが、どうも打線がつながらずもどかしい感じです。ヒット数はそうそう変わらないのですが…

ですが、スタンドは「南海復活」のイベントだからでしょうか、正面のフライパンを叩いているお兄さんのおかげで、大盛り上がりでした。

リードに盛り上がる、向こうの「近鉄」応援団。
6回からは、着用しているユニフォームの時に使用されていた懐かしの応援歌が流れて、ビジターのこちらも懐かしい雰囲気になります。


そして「ラッキーセブン」。「南海ホークス」を象徴する、緑のジェット風船が舞います。フライパンのお兄さん、いつまでも盛り上がっていました。

「南海ホークス」の球団旗も振られ、南海時代の応援歌も流れます。
小さい頃は「対戦相手」として聴いていたものですが、いくつか聞き覚えのある曲が流れるので、懐かしい気持ちになります。カズ山本選手とか…

試合の方は気づけばもう終盤。徐々に負い上げてはいるのですが、ここぞというところでなかなか一本が出ません。9回表に1点差まで詰めたのですが…


結局、6対5で負けてしまいました。初回の失点がなければと思うのですが…
しかし「昭和のパ・リーグ」を感じられた、いい観戦でした。

試合には負けてしまったのですが、球場のビジョンで流されていた映像が「電鉄三球団」ならではの、なかなかいいものでした。
あらかじめ録画していたCSの中継でも、球場のと同じ映像が流されていたので、ここでちょっとご覧頂きたいと思います。

この「復刻ユニフォーム」の頃、活躍していた選手たちが登場します。
ブーマー、星野、今井雄太郎…

石嶺、藤井、福良(現在はオリックスの監督をされてますが)、蓑田…


佐野、大石、山崎、新井…

ブライアント、阿波野、羽田、村上…

梨田、石井、鈴木、大島…懐かしい面々です。






かつて、隆盛を誇った「関西電鉄系パ・リーグ三球団」の雰囲気を、映像だけでもたっぷり味わえる大変懐かしい、秀逸なものだと思えます。




試合には敗れはしたものの、個人的には、わたしが小学生の頃の、古き良き時代の懐かしい雰囲気を味わうことの出来た「KANSAI CLASSIC2018」、存分に楽しむことが出来ました。
また来年も、この対戦を楽しみにしたいと思います。
今シーズンの観戦成績、0勝1敗になりました。
(また、近いうちにホークス戦を観戦に行く予定にしています!)
おつきあいくださりありがとうございました。
今日はこんなところです。