湖北・長浜でぶどう狩りとぶらり街歩き その5 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。
先月、家族で湖北・長浜へと日帰り家族旅行した際の様子をお送りしています。どこまで行っても実に秋らしい、さわやかな空気です。

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さて、今回の日帰り旅の「最大の目的」だったぶどう狩りを終えました。
あれほど、たくさんおいしいぶどうを食べたのははじめて、というほどで、実に満足、満足な体験が出来たひとときでした。

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さて気付けば、時刻は正午を過ぎて居ました。

そういったことで、次の目的地、長浜市街地へとクルマを走らせます。
不思議なことに、あれだけ食べたのにもうおなかが空いています(笑)

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JR線の「長浜駅」をアンダーパスでくぐった「豊公園(ほうこうえん)」という、緑濃い公園にやって来ました。
今回は行かないのですが、お城が見えたり、公園内のテニスコートで「えい、やっ!」とかけ声が聞こえたりして、のんびりした、いい雰囲気です。

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「国道8号線」に架かる、跨線橋を家族で登って行きます。
朝から嫁にばかり、次女を乗せたベビーカーを押させているように思うのですが、いちおう、時々は交代するなど、気は遣っております。念のため(苦笑)

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この跨線橋の、長いスロープから駐車場を眺めていますと…

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きらきらと、秋の太陽に輝く「びわ湖」がちらと見えました。
この季節ですと、観光船からでは、秋の風はさぞかし気持ちのよいものに違いないやろうなあ、と思いながら、国道を越えて先へ進みます。

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しばらく、市街地の方へ歩いて行きますと、なんとも立派なお屋敷があるではないですか。うっそうと木が生い茂る雰囲気がいいですが…
このお屋敷は「慶雲館(けいうんかん)」というそうで「明治天皇長濱行在所」…という文字の石碑が見えます。どうりで、立派なわけです。

これについては、「Yahoo!ロコ」に紹介がありました。以下、引用。

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…明治時代の長浜の豪商・浅見又蔵が明治天皇の行在所として建てた迎賓館。
現在は公共の施設として、そのほか観光施設として一般公開されている。近代日本庭園の先覚者・七代目小川治兵衛作の回遊式庭園(国指定名勝)が有名。
毎年1月上旬から3月10日にかけて「長浜盆梅展」が開催され、多くの人で賑わう。

「長浜盆梅展」というと関西では「冬の風物詩」といわれるほどのイベントなのですが、ここが会場だったのですね。
普段、JR西を利用していて結構、電車内や駅で雪景色の「盆梅展」のポスターを見かけるので、気にはなっていたのですが。

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そして、その「慶雲館」から道をはさんで反対側には、この洋風のおしゃれな建物がありました。現存するものでは「国内最古」という、旧・長浜駅を利用した「長浜鉄道スクエア」です。

明治はじめ、日本の鉄道黎明期に建てられたとのこと、当時はまさに「文明開化」の象徴だったのでしょうね。
実は、この「長浜駅」は「鉄道と船舶との結節点」として、重要な役割を果たすべく開業したそうです。それはまた後刻の記事で…

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レールや、トンネルの坑口に掲げられていた「扁額」が飾られています。

トンネル開通の時に、偉い方が揮毫するものですね。これは、現在でもよく見られるものですが、これほどたくさんのものが並ぶとある意味壮観です。

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この「長浜鉄道スクエア」は、その「旧長浜駅舎」と「長浜鉄道文化館」、そして「北陸線電化記念館」の三つから構成されています。

まずは、「旧長浜駅舎」から拝見して行こうと思います。

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入場料を払い、エントランスに入ったところで、さっそくレトロな展示物が。
柱の役目も果たしていた、かつて使用されていた六角形の椅子と、火鉢です。

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一般的なものと比べると、小さいようにも見えますが、その上でヤカンなどを沸かせそうです。
そういえば、青森県の「津軽鉄道ストーブ列車」では、干物をあぶったりしている光景を、幾度となくテレビなどで見たことを思い出します。

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側面には「工」のマーク。これは「旧国鉄」を表すものだそうで、この火鉢以外でも見たことがあるものです。これはなかなか、歴史があっておもしろそうです。

次回に続きます。
今日はこんなところです。