
朝日大阪朝刊 平成29(2017)年9月27日付け 地域面(大阪・河内)より。
おらが市内を南北に走る「JRおおさか東線」に、平成30(2018)年春、新設される新駅の名称が「衣摺加美北駅(きずりかみきたえき)」に決定したという記事が掲載されていました。

ところで、新駅が設けられる「おおさか東線」とは、その名称の通り、大阪市内から東方の「放出駅(はなてんえき、大阪市鶴見区)」から「久宝寺駅(きゅうほうじえき、大阪府八尾市)」までを結んでいるJRの路線です。
大阪市内から見て、東西に走る鉄道網が発達している大阪近郊の鉄道路線の中で、数少ない「南北軸」に路線を延ばしている存在でもあります。
地元路線の駅で貼られていた「おおさか東線」にまつわるポスターを見ますと…実は「おおさか東線」はまだ建設のさ中で「全線は未開業」だということがわかります。

こちらは、新駅開業からはまだ先の話になるのですが、平成31(2020)年春を目標に、現在の北側の終着「放出駅」から「新大阪駅(大阪市淀川区)」へとさらに路線を延ばす計画が進められています。
そういうことで、現在は「放出~久宝寺間」という「南半分のみ」の旅客営業が行われているものが「全線開業」となった際には、各方面から新大阪駅へと列車が走るようになるようです。特に、これに接続する学研都市線、大和路線からの直通列車が運行されることになるでしょうから、大阪近郊の鉄道網は大きく変貌しそうです。
個人的には、そうなると地元駅から新大阪駅へ行く(=新幹線に乗る)のがかなりラクになるので、結構、期待しているところがあるのですが…

さて、これに関連して?かどうかはわからないのですが、先般自宅に届いた「東大阪市政だより(9月15日号)」にこのような記事も載っていました。

東大阪市内の鉄道路線(JR、近鉄、大阪市地下鉄)と、路線バス網がすべて掲載されているという、わたしにとってはなかなか興味深い内容のものだったのですが…

やはりというか、こちらにも新駅「衣摺加美北駅」についての記事が載っていました。この時点では、駅名称の発表はなされてはいなかったのですが。
しかし、この駅の開業で市内の鉄道駅が「26駅目」だとは…
そんなにあったのかと、長年住んでいながらちょっとびっくりしました。

さて、新駅の場所は現在、営業している「おおさか東線」の中でも、駅間の距離が3km弱ほど離れているという、そのちょうど中間の区間に当たるとのこと(地図中、青い□で図示)。大阪市平野区との境界に位置しており(駅名のうちの「加美」は平野の地名)周辺には他路線の鉄道駅が存在していないものの、車窓から眺めていると、住宅街がびっしり広がっているという立地なので、通勤・通学などでの需要は大きそうに感じます。
おらが市は市域が大変広いので、北部に在住しているわたしとしては、真反対の最南端に出来る、この新駅の方面へ行く機会というのはそうそうないのですが、「市政だより」のくだりを借りると「市内26番目の駅」となる「衣摺加美北駅」の開業、実に楽しみなニュースになりました。
いずれにしろ、地元が発展するということはいいことです(^O^)
今日はこんなところです。