なにわ筋線 実現へ前進!変貌するJR難波駅周辺の鉄路を巡る その7 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

大阪市内を南北に貫く「なにわ筋線」計画が先日、実現へ向けて進むという趣旨の報道が一斉になされたのですが、それに付随して、「JR難波駅」(大阪市浪速区)周辺の「なにわ筋線」に関連する鉄路を実際に巡る、ということをしています。

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古くから構想のあった「なにわ筋線」、その計画の中で活用が計画されていた「南海汐見橋線(しおみばしせん)」、起点の「汐見橋駅」(同)へとやって来ています。
都心にありながら、まるで時代に取り残されたような雰囲気の駅でした。

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では、実際にこの「汐見橋線」に乗車してみることにします。2両編成の車内はこのような感じ。のんびりとしています。

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幸いに、先頭車両のかぶりつき席が空いていました。あくまで偶然を装い(笑)ここに座ることにします。

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終点の「岸里玉出駅(きしのさとたまでえき)」(同西成区)までは、全長4.6km、所要時間10分弱。では、出発です。

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ここからは、その前面展望をお送りしたいと思います。手抜きです(笑)

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真上を跨いでいるのは「大阪環状線」です。
逆に、環状線からこの線路を見かけても、この路線は30分に1本のみの運転なので、なかなか走っている列車とは出会った記憶がありません。

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「芦原町駅(あしはらちょうえき、同)」に到着。その、環状線の「芦原橋駅」に近いところです。

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複線の、細いレールが続いて行きます。

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続いて「木津川駅(きづがわえき)」(同)に到着。車内から観察するに、かつては側線があったようです。

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停車中の列車から、駅の西側を望む。
わかりづらいのですが、貨物用のホームでしょうか、痕跡が確認出来ます。

駅名称のとおり、近くの木津川を使った水運で、貨物輸送が行われていたようです。

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「木津川駅」を発車、ここで列車は緩く左へカーブを取ります。

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かつての「なにわ筋線計画」では、このあたりから地下で別線が設けられ「なにわ筋」へと入り、JR線と合流する構想だったようです。

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そして、「津守駅(つもりえき)」(同)に到着。こちらも小さな駅です。

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しかし、ここまで観察していても、もし、古くからの構想のようにこの路線を「なにわ筋線」へのアクセス路線として流用しようとすると、結構な規模の設備改修なり、高架化なりが必要だったのではないか…と感じます。

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「津守駅」を発車。
先ほど「汐見橋駅」で隣にあった「阪神高速15号堺線」の下をくぐります。

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ここからは、終点の「岸里玉出駅」までは一直線、線形は良好でした。

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そして最後の駅、「西天下茶屋駅(にしてんがちゃやえき、同)」を発車。

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この駅を出ると、線路は高架になりました。

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前方に、南海本線と高野線の高架が見えて来ました。と、ここで線路は単線になります。

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左側奥の方へ延びて行くのは「高野線(こうやせん)」と、そのホームです。
「高野線」は正式には、ここまで乗車して来た「汐見橋線」が大阪側の路線部分になります。
現在では、「南海本線」に沿って「なんば駅」へと向かっています。

そういうことで、「高野線」と「汐見橋線」とは完全に分断されているさまがこのようによくわかります。

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目の前を、南海本線の空港急行が通過して行くところでした。

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「汐見橋駅」から10分ほど、「岸里玉出駅」の構内に入って来ました。左側は「南海本線」のホーム、こちらの「汐見橋線」とは完全に分離した構造です。

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構内の最も西端、短い6番線ホームにゆっくりと入線して行きました。

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終着、「岸里玉出駅」に到着。
途中の駅も実にレトロな感じがいっぱいで、いい雰囲気の乗車でした。

次回に続きます。
今日はこんなところです。