先日、家族で「ならまち」を散策して来た際の様子をお送りしています。

春だとはいうものの、散策したのはまだ3月も半ばを過ぎたばかりの頃でした。
曇天ということもあってでしょうか、明るい陽光がふりそそぐ、というのはまだまだというような、強い風が時折吹き抜ける日でした。


博物館の前に濃い色彩のものがいくつか咲いていたのですが、まだまだこれからのようです。この場所にはこれ以外にもつぼみをつけたものがたくさんあったので、4月に入るときっと壮観でしょうね。

ところで、もうお昼の12時を過ぎています。
ぶらぶら歩いているので、お腹も空いて来ました。

しかしやはり、あまり腹持ちしなさそうなせんべいだけではお腹は満たされない?のでしょうか、一生懸命に木の枝をしがんでいるシカを発見。でも、これはちょっと硬そうです。

ちょうどお昼の時間だからというわけではないのでしょうが、他にもこんなシカを見かけました。なにやら、目の前に光るものが…

いやいや、まさかそれは!

それはおいしくないで!というか、煮ても焼いても食べられへん…(汗)
「やめときや!」とも言えませんし、座して見るだけになってしまいました…

そういうことで、東大寺参道のかたわらに集う、大変食欲の旺盛なシカたちの様子でした。

しかし、ここのシカはあくまで「野生動物」なのですね。
出産の時期など、特に気が荒くなっているので、人間がいらぬちょっかいをかけたりしたがゆえに飛びかかられてケガをした…というようなことも聞いたことがあります。
あくまで、われわれは見学させて頂いておる立場ですので…
お邪魔しました(*^^)v

さて、その「奈良公園」から南へと進んで行きます。
その先が旧市街の「ならまち」なのですが、道すがらにはこのような、さながら大自然を感じさせられる風景が広がっていました。
奈良公園も市街地の近くですが、こういった自然が近いのも奈良ならではでしょうか。またおやじギャグが出てしまった(笑)

ここにも、シカ注意標識を発見。きっと、あまたあることなのでしょうね。

人通りが少ない、池沿いの道をとぼとぼと進んで行きますと、突然にこの立派な建物が建っていました。しかし、木に遮られてはいるものの、古くて大きい外観であることはわかります。

「奈良ホテル」でした。超がつく高級ホテルとして有名です。
一度、親類の結婚式で呼ばれたことがあるのですが、門から建物までの道もめちゃ長くて、感嘆したのを思い出しました。普段立ち入るような身分ではないので(笑)門の外ですら、ああすごいもんやなあ…と思うばかりです。

奈良公園の敷地から歩いていたのは「国道169号」でした。
県の北東部、桜井や天理などを通るもので、終点は新宮(和歌山県)です。
目指す「ならまち」の文字も見えます。

先ほども述べたのですが、「ならまち」というのは、古来からの奈良中心部に広がる旧市街地のことを指します。おしゃれな雑貨屋さんや、レストランなどが多くあるということで、ここが嫁と娘の希望だったことにようやく、合点が行きました(笑)
ちょうど、このあたりがその東端にあたるようです。
しかし、たくさんの名所・名刹があるもんですね。

先ほどの交差点を右折したところですが…これは、桃でしょうか。


まだ、少し硬そうなつぼみでした。しかし、この色には「はっ」とさせられます。この記事を上げているこの頃には、きれいに咲いているのでしょうね。

さて、今日の昼食はこちらの「洋食 春」さんという、手作りハンバーグが人気のお店にしていました。ここでしばらく空席待ち。さんざん歩きまわったので、すでに午後1時を過ぎていたのですが、よほどの人気と見えます。

しばし待たせて頂きまして、こちらの立派な囲炉裏のある部屋に通されました。外観もですが、もともとは古民家を改装したお店なのだとのこと。
なかなか味わうことの出来ないものです。これはいい雰囲気です。
これを見上げて、言葉も出ない娘でした。
とはいえ、お腹ぺこぺこ、とは言っていましたが(笑)

「有頭エビ&ハンバーグセット」(外税@1,650円)を注文。
こちらでいちばんの名物なのだそうですが、ボリューム感を写真でお伝えしにくいのが申し訳です、というくらいのものでした。

いや、ハンバーグもしかりですが、有頭のエビも、繰り返しですがすごいボリュームです。大変おいしく頂きました。ソースも、結構濃厚なお味でした。
参考↓
食べログ「洋食 春」
雰囲気のある、すてきなお店でおいしく頂くことが出来ました。
お腹がふくれたところで、もう少し周辺を散策してみることにします。
次回に続きます。
今日はこんなところです。