気がつけば3月も下旬に入り、いつの間にやら娘(小四)も春休みになっていたという、今日この頃です(^O^)
三寒四温の続く時期ではあるのですが、ひさしぶりに、家族でどこか出かけようかということになりまして、嫁と娘の希望で、奈良市内中心部の旧市街地「ならまち」を散策しよう!ということにあいなりました。
今日からは、その様子をお送りしたいと思います。
よろしければ、どうぞおつきあいください(*^^)v
(広島・可部線の旅の続きに、またまた割り込みます。申し訳ですw)

出かけたのは、先週のとある平日でした。
朝10時前でしょうか、自宅を出発して「阪神高速13号東大阪線」に入ります
(後部座席から嫁が撮影)。
アッシーなのはいつものことなので、それもぜんぜんいいのですが、目の前にそびえる「生駒山(いこまやま)」をトンネルで越えて、奈良へと向かいます。
少し曇っていますが、果たして、どのような一日になるやら…

道路は意外に空いていまして、自宅から40分ほどで「興福寺」や「猿沢池」に近い駐車場に到着。
クルマを降りると、すぐ五重塔が見えるというのは奈良ならではやなあ、などとひとりごちてみるのですが、ふたりは目もくれず進んで行きます(笑)

気を取り直して、ここは「猿沢池(さるさわのいけ)」です。
市内中心部、近鉄奈良駅近くに展開している繁華な商店街や、これから向かう観光名所にも近いところで、有名なものです。


池のまわりでは散策したり、スケッチをしたり、はたまた肩を寄せ合うカップルが居たり…と、実にまったりとした雰囲気がいいですね。
しかし「大仏サイダー」とは気になるなあなどとも、足を止めていますと…

完全に放って行かれていました(笑)いつものことですが…
こういった、わたしのきまぐれな行動を理解してくれているということに、逆に感謝しないといけないですね(°▽°)

重厚な石段を登りますと、うっそうとした木々の参道がありました。
すでに「奈良公園」の一部になるのでしょうが、砂利の音、鳥のさえずる音が響いて行きます。実に穏やかな雰囲気です。

「興福寺」に到着。
やはりというか、外国人観光客の方が断然に多いという感を受けます。


五重塔、近くで見ますと迫力がありますね。
職場近くの「四天王寺」(大阪市天王寺区)にも五重塔があって、わたしなどはそちらの印象の方が強いのですが、壁面の色調などの違いがあったりすることに、興味深いものを感じます。
また以前、旅した際に訪れた「成田山新勝寺」(千葉県成田市)の三重塔は、これとは異なり、豪奢さという点で結構な迫力だったのを思い出しました。
こちらもどうぞ↓
当ブログ
「JR東日本 全線完乗への道!その12」(2015年8月13日アップ)


一部の建物は修復中とのこと。しかし、ほんとうに広大な敷地です。
ところで、この「興福寺」に近い「奈良公園」といいますと…

やはり「シカ」です。
実は、先ほどの石段を登ったところからわんさか?居ました。


まさに「縦横無尽」という感じです。
では、公園内でくつろぐ?シカを、ギャラリー風にごらんください。




大木のもとでまったく身じろぎもしない、長老と思しきシカも居ました。
カメラを向けてもなので、実に慣れたものですね。

ところで、娘にとっては、確か幼稚園に上がる前だったかと思うのですが、それ以来の奈良公園です。そういうことで「シカと出会ったらあないしてこないして…」などと楽しみにしていたようですが、こちらの長老は、うちの小娘には一切興味を示さずでした('ω')ノ

そのあとはこんな感じ、他の鹿に近寄って行っていました。
ちょっとびびっていたのでしょうか、遠目から眺めるなどしているので「乱暴にさえせえへんなんだら大丈夫やで!」などと、わたしや嫁は声をかけたりするのですが。

公園のあちこちには、このように「シカせんべい」を売る屋台がたくさんあります。おなじみの光景なのですが、娘は嬉々として「やるやる!」と。
よし、ではやってみなはれ。

「人間がせんべいを購入する」=「食事にありつける」という図式を、ここのシカさんはよくご存知なようで、さっそくねだっていたのですが、割にうまいこと?娘はせんべいをあげていました。意外な様子に少し驚きます。


そのあとは、仲良く並んで歩いてくれたこのシカでした。
続いて、わたしもやってみるのですが…

おいしそうな香りを放つせんべいを、このおっさんは自分で食べるのか!とでも思ったのでしょうか(笑)わたしがせんべいを手に持ったのを見て、端に座っていたシカすらもわらわら近寄って来るではないですか。

その後はこんなことになってしまいました(笑)
決して、悪さをした訳ではないのですが(°_°)
ここのシカは神様の使いだということなので、お仕置きでしょうか(°▽°)
普段の行いには気をつけないといけないという教訓になりました(笑)

のっけから、なかなか衝撃的な展開です(笑)ひとまず、先へと進みます。
ここは観光名所と、駅とのメインストリートなので、人も増えて来ました。

冒頭にも触れたのですが、旧市街地のある「ならまち」を散策する前に、せっかくなので大仏さまをお参りすることにしていました。
先ほどの厄払い?も兼ねてです(笑)

もう少し、暖かかったら若草山などへも行きたかったですね。
ちょうど、これから向かう東大寺でお水取り(修二会、しゅにえ)が終わったという頃でした。


地下道を抜けますと、雰囲気のある、こちらの「氷室神社」前に出ます。
早咲きの桜がちらと見えました。


このような道路標識が見られるのも、ここならではでしょうか。
実際に、信号など関係なく(当たり前ですが)おもむろに道路へ出て来る姿を結構、見かけました。

大仏殿のある、東大寺の参道に入って来ました。
ここには、おみやげ屋さんがたくさん並んでいます。
お参りを終えた修学旅行生たちでしょうか、この先でたくさん出会いました。

ここでも、娘はシカをじっくり観察。楽しんでいるようでなによりです。
わたしはまだトラウマが…(←まだ言ってる)


その奥にある、荘厳な南大門を抜けますと…

いよいよ、大仏殿が見えて来ました。
次回に続きます。
今日はこんなところです。