JR西日本 全線完乗への道!その16~可部線・あき亀山駅へ | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

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今春のJRダイヤ改正で大きく注目される、廃線区間の一部復活が実現した、JR可部線の「あき亀山駅」(広島市安佐北区)へやって来ました。

可部駅からここまでの乗車で、無事に新線開業区間を乗りつぶせました。
ですので「JR西日本を全線完乗」というタイトルをおかげさまで防衛?することが出来ました。果たして、次の新路線はどこになるのか?楽しみにしたいと思います(JR北海道・JR東日本の区間にはまだまだ未乗区間があるのですが)

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さて、ここから広島方面へと戻ることにします。
ここまで乗車して来た、「レッド・ウィング」こと227系です。

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始発駅ということもあってでしょうか、先頭車両も空いていたので、ここから廃線復活区間、もとい、可部駅までの新線区間の様子を観察することにしました。

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では、可部駅に向かって出発です。

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構内に3つある留置線がポイントでまとめられ、橋を渡る手前で一気に単線になります。

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ところで、この区間には複数の踏切があります。
今回の路線復活の際、最も課題になったのがこの「踏切の新設」だったそうです。

昨今は、高架化や地下化など、線路と道路などとは立体交差を進めるというのが時流ですが、「踏切の新設」というのはそれに逆行するのでは、という意見があったのだと言います。結果、14年前に廃線になった際の状況と比べ、設備面など安全対策を徹底した結果、特例としてこれら踏切の新設が認められたとのこと。

そういった点でも、今回の路線復活というのは、単に線路を整備するだけでは実現が難しかったという、現代ならではの課題があったのだなと感じさせられます。

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唯一の中間駅、「河戸帆待川駅(こうどほまちがわえき、同)」に到着。
列車行き違い設備のない、ホーム一面のみの小さな駅です。

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この駅を出ると、右へとゆるくカーブを取って行きます。

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線路のすぐ脇まで、道路や住宅がびっしりと迫っていることがよくわかります。

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しかし、運転台の後方から見ていて感じたことなのですが、これほどの住宅密集地に、整備されたとはいえ、再びよく線路を敷くことが出来たのだなと感心します。

可部以北の廃線後も将来の復活を見据えて、使用されなくなった路盤は再開発されることなく、原形に近い形で存置されて来たとのことで、それには地域の方々の大きな尽力があったがゆえのことだったそうです。
今回の復活というのは、そういった点で、実に大きな意味合いがあるようです。

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そして、可部駅に到着。対向の「あき亀山ゆき」が、到着を待っていました。
ここからの各駅では、たくさんの乗客が乗り込んで来るという車内になりました。

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可部からは、再び太田川を長い鉄橋で渡り…

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地域の駅々をひとつずつ、丹念に停車して行きました。
目的を果たした帰路?ということもあってでしょうか、太田川沿いの車窓をゆっくりと楽しむことが出来たように感じられました。

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あっという間の「可部線・あき亀山駅」への旅でした。
車窓ももちろんですが、開業まもない時期に乗車が出来たというのは、その余韻のおこぼれにあずかったようにも思え、意義のある乗り鉄だったように思えます。

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さて、「あき亀山駅」から乗って来た「広島ゆき」を下車したのは…

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広島駅のひとつ手前、「新白島駅(しんはくしまえき、広島市中区)」。
こちらもやはり、2年前のダイヤ改正で開業した駅で、いちど降りてみたいと思っていました。

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目的の「可部線・あき亀山への乗り鉄」はここで終了。
「広島市内のあらたな交通の拠点」となったというこの駅から、次回からは記事のタイトルをあらためて、まだまた旅を続けたいと思います。

次回に続きます。
今日はこんなところです。