JR西日本 全線完乗への道!その13~可部線・あき亀山駅へ | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。
今春のJRダイヤ改正で注目される、路線の延伸(なかんずく14年前に廃止された一部区間の復活)が実現したJR可部線(かべせん)に乗車すべく、広島へとやって来ました。

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新幹線コンコースに降りますと、まずこのお二人でした。スラィリーとカープ坊や。
今年も、いいシーズンになることをお祈りしています(いつもブログに来てくださっている、しろん1201さんへ)。

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その、新幹線ホーム下のお土産やさんです。
藪から棒ですが、旅をしていますと、旅情というものはこういった情景で特に感じることが多いように思えます。

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その土地ならではのお土産があまた扱われているのを見てまわるという楽しみがもちろん一番なのでしょうが、例えばこちらでは「生かき」「もみじまんじゅう」とか、そういった名産の商品名や、土地の名所のイラストを見つけたりするのが、実は結構楽しみだったりします。

こういう場面では、なにか買おうとしていなくても、ついふらふらとお店に入ってしまったりです(お店の方には申し訳ですが)。
こういうことが旅の醍醐味のひとつなのかなとも思います。

実は、娘にリクエストされている、とある広島みやげがあるのを思い出しました。それについてはまた後日項で(笑)

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「広島へ来たのだな」と、感じさせられる情景にさっそく触れたのち、中間改札を抜けて在来線のホームへと向かいます。

確か、以前に来たのはどれくらい前だったのか…娘が生まれる前、確か嫁と観光で来た以来だと思うので、そうなると10年以上は経っているでしょうか。

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在来線の橋上通路に出ました。以前より、相当に変貌していることに驚きます。

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ここ広島駅には、在来線は都合、4路線が発着しています。
電光掲示板の左から、芸備線(げいびせん)、呉線(くれせん)、山陽本線(さんようほんせん)の東方面(西条・三原方面)、今回乗車する可部線(かべせん)、そして山陽本線の西方面(宮島口・岩国方面)です。

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最近、京阪神のJR各線でも見かけるのですが、こちらでも「路線別のラインカラーとアルファベットの割り当て」がなされていました。

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列車内の路線図を見てみますと…

芸備線は「紫のP」、呉線は「黄色のY」、可部線は「水色のB」…となっていることがわかります。気になったのは、大幹線の山陽本線がこの駅を境に、西方面(宮島口・岩国方面)は「赤のR」、東方面(西条・三原方面)は「緑のG」というように、まったく別の路線のように分類されていることです。
広島駅を境に、乗客が大きく入れ替わってしまうからでしょうか。

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さて、これから乗車する可部線は「水色のB」という識別がなされています。
目的地の終着駅「あき亀山」(広島市安佐北区)の文字が見えますが、日中は20分おきに列車が設定されているので、割合に高頻度な運転形態です。

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ホームへ降りて来ても、真新しい駅構内に驚くばかりでしたが、奥のホームには懐かしい朱色塗装の、キハ47形ディーゼルカーが停まっているのが見えました。芸備線の普通列車です。

まだ学生の頃、そちらにも乗車したことがあるのですが、その時にはまだ急行列車が運転されていたのを覚えています。
芸備線は県北部の中心地、三次駅(みよしえき、広島県三次市)や、さらにその先、県境を越えた新見駅(にいみえき、岡山県新見市)へと向かう路線です。

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今度の可部線は、こちらの4番線からの発車とのこと。そして、停車しているのは…

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あの「レッド・ウィング」こと、227系電車が次の「あき亀山ゆき」でした!

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近年、広島地区に次々と投入されている最新型車両なのですが、見るのも乗るのもはじめてです。といいますか、運がよければ乗れたらええなあと思っていたので、さっそくこれはうれしい限りです。しかし、このデザインはほんとかっこいいですね。

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では、この列車に乗って今回の旅のメインイベント、可部線延伸であらたに終着駅となった「あき亀山駅」に向かうことにします。
後から知ったのですが、可部線で日中に運転される列車は基本的にはこの227系「レッド・ウィング」で統一されているのだそうです。

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定刻、午前9時03分に広島駅を発車。
静かな水面の、水鏡を思わせるような、穏やかな川面の太田川を渡ります。

奥には、山陽新幹線の重厚な高架が延々と続いていきます。

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二駅目の「横川駅(よこがわえき、広島市西区)」に到着。
続行の岩国ゆき(山口県岩国市)ゆきが入線して来たのですが、これは「サンフレッチェ広島」のラッピングトレインなのだそうです。こういった色彩は目に穏やかです。

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実は、広島駅からこの駅までは山陽本線で、可部線はこの駅からはじまります。
可部線の列車はすべて広島駅まで乗り入れる形態が取られていて、現在、停車しているこの場所は「可部線専用ホーム」だとのこと。

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宮島口・岩国方面からの山陽本線の上り列車と接続を取ったのち、ようやく本題の可部線へと入って行くこととなります。
山陽新幹線、山陽本線と別れ、太田川の放水路を列車はゆっくりと渡ります。

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地図で確認しますと、可部ゆきは北へと進路を向けていました。

次回に続きます。
今日はこんなところです。