
月が変わった途端、大阪では日中もぐっと冷え込みが強くなり、秋の深まりを肌で感じるようになって来ました。先月の末から職場のデイサービスの玄関で、来訪の方々をお迎えしている、「秋」をテーマにしたこの創作作品について今日は取り上げたいと思います。

この時期にまつわるものを職員が持ち寄ったり、利用者の方々が中心になってつくった作品です。

小ぶりな柿です。貸し農園での耕作が趣味の同僚が持参して来たものですが、まさにこの季節を感じることの出来るものだと思えます。

それをばらして、ハロウィン仕様?に加工したものがこれです。
持参したのと別の同僚が数日前、中身をくりぬいてこしらえたものですが、時間の経過で実が少ししんなりとなっていたので、このようになんともいえない良い表情になっていました。怖くない?のもなかなかかわいらしくもあってよいものですね。

続いては、利用者の方々と職員の合作による作品ですが…

「川下りの舟」のイメージ。三角に折った折り紙を組み合わせたものですが、なかなか雰囲気があります。この舟はみなさん、色の組み合わせに悩んでいたようです。

こちらも川下りしている舟、手漕ぎバージョンです。
先ほどのものと少し意匠が異なっていまして、急流を想起します。

舵はつまようじをボンドで固定したもの。漕ぎ手の姿勢に迫真さを感じたりします。

展示のかたわらには、この彩やかな傘もあります。
こちらもやはり、折り紙を重ね合わせたり織り込んで、さらにボンドで貼り合わせたものですが、利用者のおひとりがもともと趣味で作っていたというもので、大きさもさまざま調整出来るようです。
他の方々の反応を見ていますと、色彩がためでしょうかいちばん目につくもののようでした。

裏はこんな感じ。七面に分かれていまして、「実際にこのような傘があればちょっとええなあ」などという声も、複数の方々から聞かれていました。
そういったことで、経験と技術豊富な利用者の方々にいろいろ教えて頂いて完成出来た作品でした。おかげで、こちらが「秋の訪れ」を感じることが出来た次第です。みなさま、素晴らしいものを作ってくださりありがとうございました(^^)v
今日はこんなところです。