Bトレインショーティー「京阪電車5000系新塗装」を細見する | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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みなさんこんにちは。今日の話題です。

先般、京阪電車で先行発売された組み立て式鉄道模型、「Bトレインショーティー 京阪電車5000系 旧・新塗装2種」(発売元:バンダイ)を実際に組み立てて、実車とあれこれ比較しながら細見するということをしています。
 
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そういうことで、前回の「旧塗装バージョン」に引き続いて、今回は「新塗装バージョン」を取り上げて参りたいと思います。
 
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まずは、実車の様子からです。
以下いずれも、平成20(2008)年12月撮影。関目にて。
 
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夕方の「区間急行」運用に入る姿。滝井にて。
 
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同じく、樟葉ゆきの「区間急行」で運用。千林~滝井間にて。
 
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「5000系」の新塗装化工事は平成20(2008)年から施工されたのですが、当時の全7編成がそれを完了するまでの2年間、このように「旧・新塗装」の組み合わせを沿線各地で目にすることが出来ました。関目にて。
 
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ということで、本題の「Bトレインショーティー」に入りたいと思います。
こちらでも、先ほどのような「旧・新塗装過渡期」の姿を模してみたのですが、いずれも同じ「緑の濃淡基調」ではあるものの、まったく印象が異なります。
 
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「新塗装」では従来の緑塗装が逆転したような配色になっているのですが、腰下に配された「白色塗装」がそれまでの京阪電車のそれにはなかったもので、まったく新しいイメージを受けます。
わたし自身も、この塗装をはじめて見た時にはさすがに衝撃を受けたことを記憶しているのですが、新塗装の登場からすでに8年、すっかり違和感はなくなりました。
 
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サイドビューです。客用扉の上には、新塗装化とともに「新コーポレートロゴ」が入れられたことが特筆されます。ただもっと細かく述べると、この「新ロゴ」が制定されたのは新塗装化の少し前だったので、「旧塗装+新ロゴ」という組み合わせについても短期間ではありましたが目にすることが出来ました。これも過渡期ならではの光景でした。
 
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ところで、この「5000系」のサイドビューにおいて、中間扉が銀色に塗装されていることに目が行きます。本来ならば、背景色の「深緑」であるのですが…
 
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実車、車両側面の様子です。開放されているドアと、閉鎖されているドアとがあります。
 
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閉鎖されているドアには「ラッシュ用ドア」というプレートが設けられています。平日朝ラッシュ時、この5000系では側面に設けられている5枚の扉すべてを使用して混雑に対応しているのですが、それ以外の時間帯には「ラッシュ用ドア」として設定されている「第2・4扉」をこのように閉鎖し、その部分には天井に収納されている座席を降ろして、他の形式と同じ着席定員を確保しています。
 
アルミ製車両の特徴である「銀色の地肌」をあえて露出させているのは、他の通常時も使用する「第1・3・5扉」と区分しているためで、これも5000系の大きな外観上の特徴です。モデルでも、しっかりと再現されています。
 
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以前に発売された「京阪電車2400系新塗装」と並べてみました(右側)。
 
昭和30~40年代に製造された京阪の車両では、昭和44(1969)年から製造が開始されたこの「2400系」のように、少し丸みを帯びた車体デザイン(「卵形」と呼ばれていますが)のものが主流で、なおかつ現在でもその多くが活躍しているのですが、その外観上の差異の大きさたるや模型でもこのようによくわかるものです。
 
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では次回は、「Bトレインショーティー」と同時に先行発売されていた、「鉄道コレクション 京阪電車2600系 A・Bセット」について取り上げたいと思います。
 
次回に続きます。
今日はこんなところです。