みなさんこんにちは。前回からの続きです。
「一面のひまわり畑」が最近関西で人気を博している、「兵庫県佐用町(さようちょう)」に家族でやって来ました。

「中国自動車道 佐用インターチェンジ」を出て走ること20分ほど、いよいよくだんの
「ひまわり畑」があるというところにやって来たのですが…
国道沿いの何の変哲もない、民家が立ち並ぶ場所でした。
そんな中、このようにクルマがずら~っと並んでいまして、係員の方の誘導で歩道に駐車、そして人の波に乗って先へ進みます。

こちらは、道すがらで貰って来た「ひまわり祭り」に関するパンフレットです。
町内のスポーツ公園を中心に開催されている祭事だということですが、すでに7月末で終了していました(訪問時は8月6日)。

ただその裏面を見ますと、町内に点在する「ひまわり畑」の地図が載っています。
さまざま調べていた嫁によりますと「各々の畑によってひまわりの栽培時期、開花時期をずらしている」ということで、都合、切れ目なく町内のどこかしらで「ひまわり」を楽しめる、とのこと。


訪問した時には、その中の「西下野(にししもの)」という地区の畑が見ごろでした。
では、さっそく見物して行きたいと思います。楽しみです。

先ほどの国道から脇道に入りますと、すぐにその畑が見えて来ました。
しかし、すごい人の出です。



想像していたのとは少し異なり、敷地内へは基本的に自由に入ることが出来るようになっていました。娘は目を輝かせて、畑に入って行きます。

こうして見ますと、結構背丈があるものなのだなと感じますね。
では、ここからはその「ひまわり畑」の様子をギャラリー風にご覧頂きたいと思います。





この日は大変暑い日だったのですが、いまさらながら「ひまわり」にはそういった盛夏の情景が実によく似合うものなのだなと感じます。英語で「ひまわり」を「サンフラワー」というのも、まさにそういうことからだったのでしょうか。
ぎらぎらと照り付ける太陽に、まっすぐに顔を向ける姿は実に印象的です。

ところでここの畑は段々になっていまして、すぐ下の畑の様子もこのように見て取れます。記念撮影をする人々の多さに、少しく驚きます。

拡大しますと、これは圧巻ですね…ここまで揃うと迫力そのもののように思えます。
余談ですが、この光景を目の当たりにしてかつて国語の教科書にあったものでしょうか、「風景」という詩を思い出しました(山村 暮鳥=やまむら・ぼちょう。1884-1924、群馬県出身。明治から大正期に活躍した詩人=による)。
「いちめんのなのはな」の中にときおり、野に居る鳥や空の様子などが謳われている内容だったかと思うのですが、「菜の花」と「ひまわり」の差異があれども、その趣意を想起した次第です。

少し上の畑を見上げますと、まだ「ひまわり」がちらっと顔をのぞかせています。
こちらにも行ってみたいと思います。
次回に続きます。
今日はこんなところです。