JR北海道 全線完乗への道!その17 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。
「JR北海道 全線完乗」を目指す旅、第2日目を迎えました。

ところで、第1日目の記事でも少し触れたのですが、旅した5月中旬の頃、大阪ではとっくに春は過ぎ、初夏のような暑さがはじまっていたのですが、こちらではまさに「春真っ盛り」でした。

新聞にもいくつかその様子を取り上げた記事が載っていたので、冒頭にちょっと取り上げたいと思います。

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「むかわ町(胆振管内)」でタンポポが満開というもの。
昨日、新千歳空港からその足で向かった「日高本線」の沿線ですが、確かに春を思わせる暖かい気候でした。

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こちらでは、「旭川でサクラが満開」という記事でした。

昨日の車窓からも、こういったタンポポやサクラの姿を幾度か目にしたのですが、個人的な感想としては「もう一度春の訪れを感じられた」とひそかに得した?思いをした次第です。同じ5月でも、こうも季節が違うものなのかと、そういうことで「日本列島というのは実に広いものだな」とも感じます。

(いずれも「北海道新聞」平成28年5月14日朝刊 より)

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さて、宿泊している「東横イン」では、朝食は午前7時からでした。
旅先の朝はいつもがっつり食べます。普段はあまり量を食べないのですが、旅に出るとたいがい食欲が旺盛になります。不思議なものです。

ところで、バイキング形式の食事に「やきそば」がてんこもりになっていました。
「朝からやきそば!?」と思ったのですが、旭川は「しょうゆやきそば」でも有名だそうで、思わぬところで名物を食することが出来ました。おいしかったです。

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食後のコーヒーを頂いたあと、駅へと向かいます。今日も、天気は良さそうです。

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昨日、お世話になった「イオンモール」が見えます。
駅の横にホテルもあったのですね。

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今日は日曜日、駅前とはいえども人通りはまばらなのですが、道すがら、駅に出入りするバスと次々とすれ違います。活気を感じますね。

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夕方に到着した昨日、見上げた駅舎とはまた違う印象を受けます。立派な駅舎です。

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「みどりの窓口」に並びまして、今日の相棒となる「道北一日散歩きっぷ」(@2260円)を購入。昨日も「一日フリーきっぷ」を活用したのですが、こちらは「旭川周辺」で自由に乗り降り出来るもので、今日、乗りつぶしする予定の区間が見事に網羅されていました。まるで、自分の予定に合わせてくれたようにも思えます(笑)

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まずはここからは「普通 帯広ゆき」に乗車します。

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「JR 私鉄全線 乗りつぶし地図帳(JTBパブリッシング刊 2013年)」より。

この駅から分岐している「富良野線」に向かうのですが、「まったくの未乗区間」というのと、「美瑛、富良野」といった景色の美しいところを走るので、朝から実に楽しみです。

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特徴的な高架ホームに上がって来ました。こちらも、昨日見た夕陽の中の情景とはまったく趣きが違いまして、「造形美」をあらためて感じます。

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中央のホームには、ステンレス車体に赤帯が映える「キハ54形」というディーゼルカーがアイドリング音を響かせていました。ここから北へ、「宗谷本線」へ向かう列車です。もう一日、余裕があればこちらにも乗車してみたいところですが…

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さて、南側にある「1・2番線」にもすでにこのディーゼルカーが停車していました。

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乗車する「普通 帯広ゆき」でした。緑と紫色、これは「ラベンダー」のイメージでしょうか。目に優しいカラーリングのように思えます。

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「普通列車」なのですが、途中の「富良野駅」からは「快速狩勝(かりかち)」に種別が変更になる列車です。「狩勝」とは、上川管内と十勝管内との間にそびえる峠の名前で、古くから「交通の難所」として知られているところなのですが、同時に「日本三大車窓」とも呼ばれる、絶景を走る区間です。

「帯広」はその「狩勝峠」を越え、十勝平野に入った先にあります。ここからですと、結構な距離があります。

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車内に乗り込みますと、ほどなく発車。いよいよ、第2日目がはじまりました。
今日は、果たしてどんな出会いがありますでしょうか。楽しみな瞬間です。

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「函館本線」が分かれて行きます。強い陽射しが降り注ぎ、暑いくらいです。

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「忠別川(ちゅうべつがわ)」を渡り、まずは南下して行きます。

ちなみに「旭川」の名称の由来は、この川に太陽が照りつける、という様子を指したというアイヌ語「チュプ・ペッ(日の・川)」を意訳したものだそうです(諸説あり)。

次回に続きます。
今日はこんなところです。