みなさんこんにちは。
「11年ぶりの愛・地球博会場を訪問する旅」をしています。

「名古屋駅」から乗り換えて50分ほど、到着したのがこの「八草駅(やくさえき、愛知県豊田市)」でした。

この駅には、ここまで乗車して来た「愛知環状鉄道」の他に、日本初の「浮上式リニアモーターカー」が走る「リニモ」が乗り入れています。

「リニモ」はここが終着駅なのですが、2つ手前の「万博会場駅(ばんぱくかいじょうえき、愛知県長久手市。現在は『愛・地球博記念公園駅』)」で下車しますと、「メイン会場」だった「長久手会場(ながくてかいじょう)」が目の前でした。
そういったことで、この「八草駅」は「JR線~愛知環状鉄道ルート」において「会場へのアクセス拠点駅」としての役割を果たしており、万博開催期間前後には「万博八草駅(ばんぱくやくさえき)」と改称されていました。
ここからは、当時の写真と比較しながらその変化を見て行きたいと思います。

現在の「八草駅」ホームです。駅の「高蔵寺寄り」は「単線」なので、この駅で対向列車と行き違いをしています。手前が「岡崎方面」、反対側が「高蔵寺方面」ゆきです。

同じアングルからの様子です。乗客動線の関係から、現在とはホーム配置が逆転していました(この写真では手前が「高蔵寺・名古屋方面」、反対側が「岡崎方面」)。
平成17(2005)年9月25日撮影。

そこから「岡崎方向」を見たところですが…

当時はこのような様子でした。夕方に撮影したもので、帰路につく乗客でにぎわっています。また、現在の駅と比べてホームの幅がかなり広く取られていますが、万博輸送に当たって一時的に拡幅されたものです。平成17(2005)年8月25日撮影。

双方の列車が出て行き、ホームに人影がなくなったところですが…

ちょうど、このあたりでしょうか。反対側のホームから見たところですが、会場へ向かう乗客がいっせいに改札へと向かっています。
この先には「出口専用改札」が設けられていて、「リニモ」や「シャトルバス」乗り場への連絡通路が続いていました。平成17(2005)年3月25日撮影。

場所は変わりまして、ホームをつなぐ連絡橋にあがって来ました。
現在「愛知環状鉄道」の改札はここだけですが、会期中は「入口専用改札」となっていました。


「モリゾーとキッコロ」、そして「万博マーク」が雰囲気を醸し出しています。
平成17(2005)年8月25日撮影。
現在は、分譲マンションの広告が掲出されていました。さらに「モリゾー・キッコロ」ではなく「ムーミン」に変わっています('◇')

改札を出たところ。列車の発着以外は閑散としています。

帰路につく観客が改札へと急いでいます。遠距離客を想定してか、改札外に「みどりの窓口」も臨時に設けられていました。平成17(2005)年8月25日撮影。

では、駅構内を異なる角度から、もう少し見て行きたいと思います。
次回に続きます。
今日はこんなところです。