みなさんこんにちは。
昨年末まで、「群馬・信州・北陸方面の旅記録」をアップしておりました。
年を越しましたが、本日から「旅の続き」を再開したいと思います。
よろしければ、どうぞおつきあいください。
これまでの記事はこちらです↓
「JR西日本 全線完乗への道!その10」(2015年12月24日アップ)

前回は、開業まもない「北陸新幹線」で「金沢駅」に到着したところでした。
「新幹線開業」で大きく変貌した「金沢駅」を観察するにつけ、大変驚いた次第です。
同行者(義母、義妹、嫁と娘)とは駅構内をあちらこちら歩き、昼食をともにしたあと、また「別行動」とあいなりました。夕方に待ち合わせることにしています。
「和菓子作り体験」や「武家屋敷周辺の散策をする」という同行者と別れ、JR駅を出て、地下の広いコンコースへとやって来ました。

色とりどりの「北陸新幹線」がたくさん並んでいます。
「地元の小学生による作品」だそうですが、いずれの作品もそれぞれ個性があり、また色彩やデザインも多岐にわたるものばかりでしたので、大変興味深く、じっくり拝見させて頂きました。

そのかたわらには「北陸新幹線金沢開業」の当日に発行された地元紙「北國新聞(ほっこくしんぶん)」の号外が掲出されていました。
「開業式典」の様子ですね。テープカットをしているのはJR関係者、地元議員や首長の方々などでしょうか。大変印象的なショットです。
「新幹線の開業」というものが地元の方々にとって、まさに「劇的なものである」ということを象徴している場面ではないかと感じます。

しばらく感慨にふけってしまったのですが、その横にはこの「金沢駅」の模型が展示されていました。

駅舎正面に堂々とそびえる「鼓門(つづみもん)」と「もてなしドーム」です。
「新幹線開業」にあわせて建設されたもので、報道などですっかり有名になった感があります。このように、模型で見ても壮観ですね。
「現物」については、のちほど見に行くことにしています。楽しみです。

さて、この「地下広場」の向こうには、もうひとつの「金沢駅」があります。
「北陸鉄道浅野川線(ほくりくてつどう あさのがわせん)」の「北鉄金沢駅(ほくてつかなざわえき)」です。

ここ「北鉄金沢駅」から北へ、「内灘駅(うちなだえき、石川県河北郡内灘町)」までを結んでいる、全長6.8kmほどの「小さな私鉄」です。
路線名の「浅野川」とは、この路線に沿って流れている河川の名前で、開業した際にはそのものずばり「浅野川電気鉄道」という名称だったそうで、「北陸鉄道」となった現在も、当時の愛称のまま「浅電(あさでん)」と呼ばれているそうです。

この「北鉄金沢駅」は「北陸地方唯一の地下駅」だそうです。
ただ、ホームの横には吹き抜けがあり、光が差し込んでいるので「地下駅」という感じはなく、開放的な印象を受けます。


ホームをのぞいてみますと、列車が停まっています。
ただ、車内の照明が落とされているので、留め置かれているようです。

「金沢で自由時間をもらえる」ということで、どこへ「乗り鉄しようか」といろいろ考えたのですが、この「浅野川線」を全線完乗しようということにしました。
といいますのも、「浅野川線」に乗車するのは今回で2回目なのですが、初乗車の際には時間の都合で途中の「三口駅(みつくちえき、石川県金沢市)」までしか乗車出来ませんでした。
そういうことで、今回は「全線完乗」と、「能登半島への玄関口の一つ」である「内灘駅(うちなだえき、石川県河北郡内灘町)」周辺の散策を目的にしてみることにした次第です。
出札口で「浅野川線 土日祝限定 1日フリーエコきっぷ」(@400円)を購入。
この価格は結構お得ですね。

さて、「浅野川線」は20~30分おきの運転がなされているようです。
「列車が到着し、乗客が下車したのちに改札が始まる」という「列車別改札(れっしゃべつかいさつ)」方式でしたので、改札までしばらく待ちます。

ところで、「初めて乗車した時っていつ頃やったかなあ‥」と回顧してみたのですが、この「北鉄金沢駅」が地上駅だったということは覚えています。
ひもといてみますと、この駅の地下化は「平成13(2001)年」だったとのことなので、それ以前ということになります。
カーブがかかったホームから、列車に乗り込んだことは覚えているのですが‥
それほど前だったのですね( ̄▽ ̄)
次回に続きます。
今日はこんなところです。