JR東日本 全線完乗への道!その62 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。
「JR東日本 全線完乗」を目指す旅、本日からまた再開したいと思います。
 
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旅の初日、昼過ぎになりました。
「信越本線・横川駅(よこかわえき)」(群馬県安中市)です。
 
この駅に隣接している「碓氷峠鉄道文化むら」という施設を訪問して来ました。
 
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こじんまりとした駅舎を出たところです。駅前のメインストリートですが、閑散としています。
 
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そんな中、駅前に店舗を構えているのがこの「おぎのや」さん。
「全国でも三指に入る」と称されるほどの人気駅弁、「峠の釜めし」を製造・販売している本店です。
 
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「横川駅」構内にも店舗がありました。
 
この「峠の釜めし」という駅弁ですが、昭和30年代の発売開始からこの「横川駅」、そして「信越本線」での名物として知られています。
 
かつて、この「横川駅」から長野方面へと線路が延びていた頃、県境にそびえる「碓氷峠(うすいとうげ)」越えのために、「補助の電気機関車」を連結・開放する関係ですべての列車が5分程度停車していました。
ホームには「おぎのや」の販売員さんが整列し、列車が到着するたびに乗客が殺到、ものすごい勢いで大量の「釜めし」が売れた、ということが語り草になっています。
 
現在では「横川駅」での販売は大幅に縮小されたとのことですが、その代わりに「周辺国道のドライブイン」や「北陸新幹線での車内販売」、そして全国の百貨店などで開催される「駅弁大会」などでの販売が主を占めているそうです。
 
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わたしも購入して来ました(二度目の購入です)。
では、この「峠の釜めし」については毎度おなじみ「Wikipedia」から見て拾って参りましょう。
 
(商品概要)
直径140mm、高さ85mm、重量725gの益子焼きの釜に入った薄い醤油味の出汁による炊き込みご飯である。
栃木県芳賀郡益子町の「窯元つかもと」で製造されており、釜の上半分の上薬が塗ってある茶色の部分に「横川駅」「おぎのや」の文字が刻まれている。釜の上には厚さ5mmほどの素焼きの蓋がついており、さらにその上に包装紙が被せられ、紐で割り箸とともにくくりつけられている。
 
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(具)鶏肉・ささがき牛蒡・椎茸・筍・ウズラの卵・グリーンピース・紅しょうが・栗・杏。
 
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釜めしとは別にプラスティック容器入りの香の物(キュウリ漬け・ごぼう漬け・小ナス漬け・小梅漬け・わさび漬け)が付く。
 
と、「野趣あふれて健康的」という印象が強い「峠の釜めし」レシピです。
大変おいしく頂きました。
 
ところで、「Wikipedia」には以下のような、ちょっと気になる記載もありました。
 
この釜を持ち帰れば家庭でも実際に一合のご飯を炊くことができ、おぎのやの公式サイトでも炊き方が紹介されている。
食べ終わった容器(釜)は、不要な場合はおぎのやの各店舗に持ち込めば回収してくれる。一部店舗では、空容器の回収ボックスもある。
店舗内で供された物のうち一部の容器は洗浄後に再利用されるほか、リサイクルも進められている。
 
なるほど、そのまま捨てるのにはもったいないでしょうし、かと言って持って帰るのには重いし、となると洗浄して再利用するという「リサイクル」には最適なのかも知れないですね。器とて、立派な「益子焼き」ですし・・・
 
ちなみに、わたしは持って帰りました。結構重かったですが(笑)
ひとり分の雑炊などをつくるのに活用しています(^o^) ありがとうございます。
 
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余談ですが、「おぎのや」さんの前の道路にある排水溝はどこか特徴的なデザインです。

 

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こちらは、駅近くの「碓氷峠鉄道文化むら」に展示されていた「ラックレール」。
 
そうです、かつて「碓氷峠越え」区間で使用されていた「ラックレール」を、排水溝に再利用したものです。これはうまいこと考えられたものだなと感心します。
「隠れた歴史の語り部」ともいうべき存在でしょうか。
 
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峠の歴史が色濃く残る「横川駅」の訪問、また機会があれば、再訪したいと感じる「旅情豊かな駅」でした。
 
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さて、ここからは来た道を「高崎」へと戻ることにしています。
日中、列車は1時間に1本ほどです。
 
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ホームにはすでに「高崎ゆき」列車が停車していました。
「オレンジとグリーン塗装」がいまやなつかしい、「湘南色」と呼ばれる「115系」と呼ばれる電車です。
 
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車内はがらがらでした。「鉄道文化むら」は結構な人の出だったのですが、みなさんクルマで来場するのでしょうか、駐車場はいっぱいでした・・・
 
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次回に続きます。
今日はこんなところです。