みなさんこんにちは。前回からの続きです。
大阪府北東部、「大東市」にある観光名所、「野崎観音」へ参っているところです。

駅前から続く賑やかな参道を抜け、閑静な住宅街の緩やかな坂を登って行きます。
しばらくすると、この「石碑」が建立されていました。

今回詣でる「野崎観音」は、正式には「福聚山慈眼寺(ふくじゅさん じげんじ)」と言う「曹洞宗」の「お寺さん」です。
「本尊」に「観世音菩薩」が居られるので、通称「野崎観音」と呼ぶようです。
ただ、「野崎まいり」の際にも「宗派は厳格に隔てられる」と言うことはないようで、大勢の人が詣でるようです。
それだけ、古くから庶民に信仰されて来た証というところでしょうか。

「石碑」から少し進むと、「山門」への階段が現れます。
この階段…とても懐かしいです。
幼少の頃、都合30年ほど前でしょうか、他界した祖母に「野崎まいり」の折によく連れられてこの石段を登ったことを思い出しました。

そんな思い出を回顧しながら、石段を登って行きます。
さほど急なそれでもなく、段数もそこそこなので、歩を進めて行くに連れ「軽快な感じ」を受けます。

石段の踊り場には「休憩所」も。これはお年を召した方にはありがたいですね。

石段の頂上が見えて来ました。
そこにも樹木が覆っていて、陽光と相まって「自然の神々しさ(この上には「仏様」が居られるんですけどね…)」すら感じます。

この石段、大変豊かな樹木に覆われていて、ほとんど陽が当たりません。
それでいて、さわやかな風が吹き抜けて行き、大変心地良い感を受けます。

石段を登りきったところです。

本堂へは、向かって右側にあるこの石段をさらに登るようですが…

ここを登ったところ、山門に入る手前で一気に視界が広がりました!
「大阪平野」です。

さほど山を登った感じはしないのですが、結構遠くの方まで見渡せます。

ちょっと望遠にしてみます。
実は、この下に「ここから見える主な建築物」の「地図」を載せております。
よろしければどうぞご参考になさってください(^^)v
(「☆印」がついているのが、現在居る「野崎観音」です)
まずは、「正面左手に見える頂上が光っている同じ高さのビル」は②「OBP(大阪ビジネスパーク)」の「ツインタワー」(大阪市中央区)。
「その右横の少し長細いビル」は③「あべのハルカス」(大阪市天王寺区)。


続いては、「正面の鉄塔のすぐ右に見えるビル」は①「OAP(大阪アメニティーパーク)ビル」(大阪市北区)。
画像中央の、「花びらをひっくり返したような、天井が盛り上がったところから鉄骨が突出している建物」は⑤「鶴見はなぽーとブロッサム」(大阪市鶴見区)。
この「鶴見はなぽーとブロッサム」は、「三井アウトレットパーク」が「核テナント」として入居しており(わたしもしばしば行くのですが)、また同じ敷地内には「大阪鶴見花き地方卸売市場(通称『大阪鶴見フラワーセンター』)」という「花専門の卸売市場」が入居しています。
ちなみに、その至近には「国際アイススケート大会」が開催されることの多い「なみはやドーム」(大阪府門真市)も所在しているのですが、ここからは見えないようです(^^ゞ

さて、「山門」に入る前のところにはこのような看板も。

「野崎観音」の裏手には「生駒山系」の「飯盛山(いいもりやま)」という小高い山があり、「手軽なハイキングコース」として知られています。
以前、登ったこともあり、景色も良かった記憶もあるのですが…

「猛毒キノコ」の注意書きも。「素人料理」はすこぶる危険ですね。
「触るだけで皮膚がただれる」とは…

このような看板もあったので、まだ「山門」に入りません(笑)

看板に沿って、奥へ向かってみます。



ほんと、散策しているだけでも「目にも、心にも気持ちが良い」です。
「これだけの緑が身近にある」、それだけでもウラヤマシイところです。


かの「無料展望台」に到着しました。

ここからもいい眺望です。
「方角的」に言うと、「北西」に相当します。

ここでも「望遠」してみます。
先ほどの「大阪市内」とは「反対の方角」になるので、あまり目印になる「建物」は見当たらないのですが…
「画像中央を突っ切る白い高架道路」は、「門真インターチェンジ」(大阪府門真市)と「巨椋池(おぐらいけ)インターチェンジ」(京都市伏見区)を結び、「京滋バイパス」や「名神高速道路」などに結節する⑥「第二京阪道路」。
その奥に見える「茶色の2つのビル」は④「大日(だいにち)」(大阪府守口市)の「高層マンション群」です。
(この下にも、先ほどと同じ地図を貼っていますので、よろしければご参考になさってください)

ところで、「大日」については、以前、当ブログでも取り上げたことがありました。
よろしければどうぞご覧ください↓
当ブログ
「つかの間の空中散歩」~大阪モノレール乗車記 その1 (2015年2月7日アップ)

そんなこんなで、「意外」というと失礼ですが、いつも「地上から見慣れている建物」をこれほど見られるとは思いませんでした。ちょっと得した気分になりました。
さて、肝心の「参詣」をして行きたいと思います。
次回に続きます。
今日はこんなところです。