みなさんこんにちは。さっそく、今日の話題です。
本日付け「朝日大阪版」にこの記事が載っておりました。

既に、京阪神地区のJR西日本の顔となった「通勤型電車207系」が、登場から20年余経過したことを受け、リニューアル工事を開始する、とのことです。
この形式、通勤でいつもお世話になっているので、工事内容など気になることが結構あるのですが、「先行試作車」が1991(平成3年)に登場しているので、もう「20年も経過するのかー」と言う感慨です。
登場までの経過やその後の増備などについては、他に詳細に解説されているサイ
トもあるのでここでは述べませんが、最初に投入された「学研都市線」では、当時「オレンジ色の103系」ばかりが走っている中でまさに「異彩を放つ」存在でした。
「投入目的」の一つであった1997(平成9)年3月の「JR東西線」の開業までに「学研都市線」の「オレンジ色の103系」はすべて置き換えられました。
ちなみに余談ですが、この「103系」から「207系」への「置き換え」が進行していた頃は、わたしが高校生の頃でした。
「207系」への置き換えが進み、わずかに「103系」が残っていた頃でも、当時沿線
住民だったわたしは、「207系」ばかりの中でなぜか結構「103系」に当たることが多かった記憶があります<(`^´)>
それは置いといて、「207系」の製造は結構幾年かにわたって行われたので、同じ
ように見えても車内外の意匠の差異、モーター(「VVVFインバーター制御」ですね)の製造年ごとのマイナーチェンジや差異があるなど、「乗車している分」には結構楽しめる形式だったりします。
「JR西日本」の公式サイトから、この「207系リニューアル」関連の記事を拾ってまいりました。よろしければどうぞ。↓
「207系通勤形電車をリニューアルします!」(2014年9月22日リリース)
http://www.westjr.co.jp/press/article/2014/09/page_6201.html
「207系通勤型電車のリニューアル概要」(同上 PDFファイルです)
ところで、「207系」の増備がある程度進んだ時期に、記事にもありますが、まだ記憶に新しい「福知山線脱線事故」(平成17年4月)が発生します。
関西ではいまだにこの事故の報道が折に触れてあり、改めて「悲惨な事故であった」ことに対して大変衝撃的だったことを事あるごとに思い出します。
事故で亡くなられた方にはお悔み申し上げるとともに、ご遺族、関係者の方々にはお見舞い申し上げるところです。
この事故の前後から、「207系」の後継車両として「321系」という車両が計画され、順次登場します。
こちらは「7両貫通編成」で、車内に「LCDモニター」が設置されるなど、旅客サービスの向上が図られていますが、ここで気になる記事があります。
またも「JR西日本」公式サイトからなのですが…↓
「大阪環状線改造プロジェクト」スタート!
(2013年12月24日リリース PDFファイルです)
/www.westjr.co.jp/press/article/items/131220_00_kanjyousen%20.pdf
これを読んで行きますと、「207系」「321系」と比較して経年している「103系」「201系」が多く残存している「大阪環状線」の「通勤型電車」に「新型車両」を平成29(2017)年に導入する、という計画があるようです。
「大阪環状線」はやはりラッシュ時の混雑が激しく、「新型車両の導入」に当たっては
「ドア数」の検討(東京の「山手線」にあったような「6ドア車」を念頭に置いたのかも知れませんが)が主要な課題になったようで、今年の春にはこんな試みも行われました↓
「大阪環状線 朝通勤時間帯の使用車両変更のお知らせ」
(2014年2月7日リリース)
p://www.westjr.co.jp/press/article/2014/02/page_5142.html
「ラッシュ時」に従来の「4ドア車」ではなく、運用を調整しあえて「3ドア車」を使用して
混雑状況を試験的に見る、という実験だったそうです。
結果は公式にはアナウンスされていないようですが、個人的な考えとしては「ラッシュに3ドア車…?」とも思うのですが、実際にはどうだったのでしょうか。
ただ、「新型車両」を導入するに当たっても、「大阪環状線」の場合には「他路線」との直通運転が終日行われているので(「103系」や「201系」が「大和路線」に入線することは日常的にある)、ここからは全くの私見ですが、例えば「5扉車」や「6扉車」
などの車両を導入すると、「乗り入れ先の案内表示の交換」などの手間が生じたり、乗客がかえって混乱するような気もするのですが…
妥当に、従来のものと同じ「4扉車」(「321系」の後継的車両?)になりそうな気もしないでもないのですが。
「207系」の本題から少々離れましたが、いずれにしても普段利用する路線・車両なので、今後の動きに注目して行きたいと思います。
今日はこんなところです。