言葉を口づけで 奪われる夜は 月夜に照らされて 離れられない | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。
ついに9月になってしまいました<(`^´)>
 
今年は猛暑続きで、そのせいか定かではないのですが、なかなか仕事がどうにも
こうにも行かない様相でした。
暦の上では「秋」になりましたので、「心機一転」して取り組んで行きたいと思っています(記事の更新も頑張ります笑)。
 
さて、今日の話題です。
表題が当ブログの「ひとことメッセージ」と同様になっております。
 
この「ひとことメッセージ」は、わたしが敬愛するシンガーソングライター「松阪晶子(まつざか しょうこ)」さんの楽曲から、「時候に沿ったもの」を毎月「わたしの独断と偏見」で1曲チョイスし、その歌詞をお借りして更新しております。
 
松阪晶子さんについてはこちらもご覧ください↓
当ブログ
「松阪晶子さんとの出会い。」(2010年5月20日アップ)
 
実際はまだまだ「夏」の様相ですが、「秋」の入口にさしかかったということで、晶子
さんの楽曲の中から「秋」を連想させるものをチョイスさせて頂いています。
今月は、晶子さんの4枚目のシングル「満月/いつもと違う朝」(1994年3月9日リリース)から、「満月」です。
 
イメージ 1
 
「満月」のジャケット写真です。
リリース時、晶子さんは弱冠22歳の頃です。
 
この「満月」という楽曲からは、「晶子さんの生い立ち」に由来する「におい」のようなものがして来ます。
 
晶子さんのご両親は、父上が「民謡の唄い手」、母上が「民謡の踊り手」だそうで、当時の雑誌のインタビューなどを見ますと「3歳から蝋燭の炎の前で『跡継ぎ』として
民謡を毎日教え込まれ」(「民謡の英才教育を教わる以前から、父上がお弟子さんに教えていた民謡の曲をいつの間にか覚えていた」「『三つ子の魂百まで』ですね」という発言もあるくらい)また、「いくら体調が悪くてもそれは稽古を休む理由にならなかった」というほどの、いわば、幼少から歌手としての「プロ根性」を教えこまれた、というのです。
 
そんな晶子さんが「シンガーソングライターの志望」を父上に相談したところ、「大変な反対」(「一人っ子だったから」という回顧もされていますが)をされたそうで、最終的には、地元・盛岡で「民謡の稽古」とともに「アマチュアバンドでの活動」を両立し、ひいては「メジャーデビュー」(1993年6月2日)された訳ですが、晶子さんの楽曲の
中には「民謡時代」に由来するのではないかという、他の「シンガーソングライター」の方々には見られない「独特な節回し」を感じられる楽曲がいくつかあります。
この「満月」という楽曲は殊にその代表格ではないかと思っています。
 
文章で説明するのは難しいので、実際にご覧頂いた方が早いかも知れません(笑)
こちらをどうぞ(いずれも「you tube」から)↓
「満月 松阪晶子さん」
 
「松阪晶子 満月 ライブ 貴重」
 
「松坂晶子 満月 カラオケ」
 
歌詞はこちら↓
「音楽ポータルサイト うたまっぷ.com 松阪晶子 満月」
 
イメージ 2
 
さて、こちらはいまとなっては懐かしい「8cmシングルCD」のジャケット裏面です。
「秋」に相応しい「満月」の写真ですね。
(ちなみに、当ブログのタイトル「ありのまま生きてこう 自分を磨きながら」は、この「満月」の「カップリング曲」である「いつもと違う朝」の歌詞から拝借しています)。
 
晶子さんの「シンガーソングライター」としての活動期間は、「1993年」から「1998年」のおよそ「5年」になります。
私見になりますが、それぞれの期間で、「楽曲のテーマ」というものがはっきり区分されていて、「同じミュージシャン」であるのにも関わらず「全く違う色彩」を「一貫して表現している」のではないかと思っています。
 
例示しますと、1枚目のアルバム「夢を眠らせない」(1994年6月17日リリース)での
テーマは、そのタイトルにもあるように「夢」をイメージさせるもの、2枚目のアルバム「伝わりますか」(1995年4月8日リリース)では「恋」または「愛」をイメージさせられ、
3枚目のアルバム「花のかけら」(1997年1月29日リリース)では、「不純物が一切ない透明感」(個人的には「究極の美」に近いものではないかと思っていますが)という「テーマ」で「統一」されている印象を非常に強く受けます。
 
また、晶子さんの楽曲の特徴、これは「5年」に及ぶ活動期間内の楽曲すべてに合致するものだと思いますが、ひいてはわたしが晶子さんをこれほどまでに強く想い
こがれているのは「歌詞」が大きな要因だと思います。
 
何と言ったらいいか迷いますが、「地に足をつけた絶妙な表現」だと思っています。
よくありがちな「抽象的な表現」ではなく、聴いている者に対して「いい意味でぐさっと胸に刺さる」、実に「的を得た」「まわりくどいことがないストレートな表現」をされているところでしょうか。
 
わたしが晶子さんに出会ったのはちょうどこの「満月」がリリースされた頃だと記憶していますが、実は当時、この「満月」の歌詞に込められた意味がどうにも理解出来ず、どちらかと言えばあまり好きな楽曲ではありませんでした。
ただ、年月を経て、当時高校生だったわたしが大人になる過程で、この歌詞に込められた意味を少しは理解出来るようになったのではないかと思います。
そういった楽曲は晶子さんのそれのみならず、結構たくさんあるように思います。
 
わたしは「評論家」ではないので、そういったことをあまりしゃべるのはいかんと思っているのですが(笑)活動期間が短く、どちらかと言えばご存じでない方が多い「松阪晶子さんの魅力」というものを少しでも多くの方に知って頂きたいと思っているので、少しでもご興味を持って頂ければ、一度、その楽曲の「深さ」というものを実際に耳にして頂ければ望外だと思っております。
 
また機会がありましたら、こそっと取り上げたいと思います(笑)
今日はこんなところです。