みなさんこんにちは。
「宇治・伏見散策」に至便な、京阪電車の「おうじちゃまEXPRESS」で、まず「宇治」に
来ています。
あいにくの曇り空ですが、ときおり日も差し込み、天気は何とか持ちそうな感じです。

「世界遺産・平等院鳳凰堂」に到着しました~
というか、まず目に入ったのはずらっと並んだこの人々…
「鳳凰堂」内を見学する人の列だそうですが、かたわらに「待ち時間90分以上」という看板が。
今年春に修復工事が一部完了したそうなので、この行列も頷けますね。
しかしえらい人気です(^^)v

ところで、「平等院鳳凰堂」と言いますと、これですね。
「10円玉」の「裏面」です。
前日、娘にこの「10円玉」の「裏面」の話と、「明日、そこへ行くで」という話をすると、えらい興奮しておりました。
まあ今回のお出かけの最大の目的、といったところでしょうか
(かく言うわたしも、2度目の訪問ですけれど)。

さすがに、お堂を背景に撮影される人々が多かったので、人が途切れる瞬間まで
待っておりまして、「10円玉」のイラストと同じ光景を撮影することが出来ました。
なんか達成感があります(笑)

かたわらで娘は、わたしが渡した「10円玉」の「裏面」と、実際のお堂の光景をしきりに見比べておりました。

その光景を見ておりますと、わたしもちょっと童心に帰った気さえしました!(^^)!

さて、この「10円玉」のイラストで言うと、順路の「左側」にやって来ました。
この先、「宝物館」があるということで、鑑賞して来ました。
残念ながら「写真撮影禁止」でしたので、ご了承ください<(`^´)>

当時の「鳳凰2対」などの「国宝」に感動しつつ「資料館」を出たところで、この「梵鐘」
が鎮座していました。

結構、大きいですね。どんな音がするのでしょうか。

この鐘、「日本3大名鐘」とのこと。
ちなみに、他の2つは「神護寺(京都市)」、「園城寺(=『三井寺』とも称する。滋賀県大津市)」だそうです。
蛇足ですが、「三井寺の梵鐘」は「弁慶の引きずり鐘」と言われ、義経と出会う前の「武蔵坊弁慶」が争いの中、「三井寺」から「比叡山」へ奪って来た梵鐘が、「去のう、去のう(いのう、いのう=関西弁で「帰ろう、帰りたい」の意味」)と鳴り響いたので、怒った弁慶は「三井寺」の方角の谷底へ突き落した、という伝承が残っています。なんとも恐ろしいですね(笑)

さて、「梵鐘」から順路に沿って、出口に向かっていますが、こんな風情のある風景が続いていました。

個人的には、「坂本の街並み」(滋賀県大津市)を思い起こさせる風景でした。
ちなみに、「坂本」は「紅葉」で有名な、静かな門前町です。

「10円玉」で言うと、「右側」に出て来ました。
太陽に照らされて、屋上の「鳳凰」が輝いていました。

こちらが「鳳凰」です。もちろん、「複製品」ですが、まさに「豪華絢爛」ですね。

ちょうどというか、本日の「朝日朝刊・大阪版」の一面に「鳳凰」の復元の記事が載っておりました。
よくよく見てみますと、やはり見とれてしまう「美しさ」ですね。

そんなこんなで、感動の「鳳凰堂」見学でした。
わたしは「20年以上振りの見学」でしたが、娘は「10円玉」の方が印象に残ったようで…
次回に続きます。
今日はこんなところです。