PLAYBACK EXPO2005~「愛・地球博」見聞録~ その55 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんおはようございます。
 
前回からの続きです。
「愛・地球博」閉幕から約半年、「愛・地球博記念公園」として第一期がオープンした
会場を訪問しています。
思っていた通りというか、当時の面影を残すものはやはり数少ないようですが、そんな中、会場西端にある「大観覧車」は営業していたので、これに乗り込みます。
今日も、「ビフォー(会期中)→アフター(整備後)」の画像でお送りしたいと思います。
 
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「東海一の高さ」、81メートルを誇る観覧車。出発です。
 
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もともと、観覧車の下には「ときめき愛ランド」という小遊園地があったのですが、
やはり、きれいさっぱり何もなくなってしまいました。
 
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路線バス以外の観光バスが乗客を降ろした後に待機する「西ターミナル駐車場」。
画面中央は「リニモ」の「公園西」駅です。
 
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耕作地に戻っていました。
 
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「企業パビリオンA、Bゾーン」と、会場を回遊する「グローバル・ループ」を東の方角へ望みます。
 
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こちらも完全に何もなくなりました。
面影は「グローバル・ループ」の「うねった道」だけでしょうか。
 
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「センターゾーン」の様子です。
左から「冷凍マンモス」を展示する「グローバル・ハウス」、「名古屋市パビリオン大地の塔」、「長久手日本館」。
 
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「グローバル・ハウス」だけが残っています。
もともと、この地にあった施設を流用したものだそうで、今後は「スケートリンク」などとして活用するのだそうです。
 
やはり、一抹の寂しさがありますね。
 
さて、またまた月日は下がって…
あの、念願の「サツキとメイの家」を観覧出来ることになりました。
 
時は2008年5月30日、家族旅行で静岡に行った帰りでした。
名目が「家族サービス」なので、あまり写真がないのですが…
 
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これで、堂々と「全パビリオン制覇」です。
 
では、観覧記です。
 
 ○サツキとメイの家(さつきとめいのいえ)
 (初来館)2008/05/30
   (形式)施設自由観覧(待ち時間)なし
 (また行きたい度)☆☆☆☆
 (対象)万人
 (来館困難度数)自身:☆ 一般:☆☆
 (内容)☆☆☆☆
 (ハード面)☆☆☆☆
 (総合評価)☆☆☆☆
  愛知万博における注目施設のうちのひとつ。
  日本ゾーン(長久手日本館、長久手愛知県館)から東へ、緑いっぱいの日本
 庭園を通り過ぎた奥に存在する。
 観覧の際の混乱を防止する目的で当初は見学者を一日800人、後に880人  
 に限定するという異例の方式を取っていた。
 
 観覧申し込みには当初ローソンのLOPPI端末で先着順に申し込みを受け付け
 していたものの、観覧希望者の整理券番号を入力しなくてもよいシステムであっ
 たために整理券がオークションにかけられるという行為が横行し、その後ハガキ
 応募による抽選方式へと変更された。
 
 しかし当選倍率はとんでもなく高いものになり、30枚出しても当選しない、などと
 いう超人気振りというのは変わらない。
 
 これだけ人気の施設で、また開催期間中に観覧出来ない人々が多数存在する  
 (私もその中の一人だが)こともあり、万博開催終了後に35年そのまま保存し、 観覧出来るシステムにすることが決定した。
 
 ただ、観覧希望者が多いこともあり、「家」の周辺に周遊コースを設け、遠くから
 ではあるが観覧できるようになっている。展望台さえある。
 
 万博から3年あまり、再オープンしたとの情報を得て、静岡への家族旅行の帰途
 に立ち寄ることにした。
 ただ、事前の完全予約制である(当日、空きがあれば当日予約も可能とのこと)。
 
 見た目は本当に「映画のまま」であり、きちんと「草壁」という表札まで掲げてある。
 玄関の下足箱に履物をしまい、あとは自由見学となる。
 残念ながら、「エイジング加工」という、「わざと展示物を古く見せる技法」を使用し 
 ていて、劣化が懸念される、ということから室内は撮影禁止ということだ。
 
 引き出し、押入れなども自由に開けることができ、その中には、本来、そこに収納
 されている「モノ」(その時代のノートとか布団とか裁縫道具とか)があり、観ている
 だけでも面白い。
 いちおう、「閉幕から3~5年」をめどに公開しているということだが、また時間のあ る時にゆっくり来たいと思う。
 
さて、このシリーズ、ひとまずこれで終わりです。
前半は急ぎのペースでしたが、後半は自分自身にも余裕が出来たのか、じっくりと
時間をかけて観覧することが出来たのではないかと思います。
 
「最先端の技術」を楽しむことが出来た一方、「地球が直面している『課題』というものを考えるきっかけ」になった、実に意義深い「16回の訪問」だったと思います。
 
「記念公園」は現在、ほぼ全区域で公開が行われているとのこと。
時間を設けて、再度、じっくりと訪問してみたいと思います。
 
長いシリーズ、おつきあいくださりありがとうございました。
 
今日はこんなところです。