PLAYBACK EXPO2005~「愛・地球博」見聞録~ その9 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。
前回からの続きです。
「愛・地球博」、南北アメリカ大陸の国々が集う「グローバルコモン2」からお伝えしています。
 
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今日は「メキシコ館」からです。
 
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テーマは「複雑に絡み合う多様性 移り行く自然と文化」でした。
 
薄暗い館内は、「海・砂漠・森林・密林」という、メキシコの4つの顔をそれぞれ展示で紹介しています。
こちらは、広大な荒れ地をバックに鎮座する「蛇」のオブジェ
(ちょっとフラッシュが効きすぎてます、スイマセン)
 
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こちらは現地の伝統的な髪飾りを模した彫刻。
 
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なかなか独特な感性が光る彫刻などの展示が多かったように記憶しています。
こちらはヒョウですな。
 
では観覧記録です。
  
 ①メキシコ館
   (めきしこかん)
 ②(出展)メキシコ合衆国政府
 ③(初来館)2005・03・25
 ④(形式)展示自由観覧
 ⑤(初来館時の待ち時間)なし
 ⑥(観覧困難度数)自身 ☆ 一般 ☆
 ⑦(もう一度行きたい度)☆☆☆
 ⑧(対象)万人
 ⑨(内容)☆☆☆
 ⑩(ハード面)☆☆☆
 ⑪(総合評価)☆☆☆
 ⑫コモン2入口付近に位置していて、パビリオンの前には小さな池がある。
   パビリオン入口で、まるでカウボーイのような姉さんが愛想を振りまいている。
   一番奥のアメリカ館から見ようと思っていたのだが、思わずフラフラ入る(笑)
   通りがかった子どもに、その麦わら帽子をかぶせたりしていて、見ていてとても
   ほほえましい光景。
   パビリオン内部は、中央のスロープを上って行くのと同時に展示を見て行くと
   いう感じ。
   「メキシコ」と聞くと、「国土が広大だ」という印象があるのだが、オーストラリアの
   ように不毛な砂漠地帯も結構広いのだそうだ。
   「厳しい自然との共生にはどんな工夫がなされているのか」という「生活の知恵」
   についての展示もあり、日本に住んでいる私たちにはある種考えさせられる。
   ヒョウの彫刻がかわいらしい。
   出口には歩道から丸見えのガラス張りメキシコ料理屋がある。
   まだ夕食には早いが、グラスを傾ける人も見られた
  (ここの青色の椅子が、小学校の椅子みたいでかわいらしい)
 
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続いては、この「グローバルコモン2」で一番奥に位置する「アメリカ館」です。
 
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既に時刻は夕方4時を回り、影も長くなって来ていましたが、入口でこういう方々に出会います。
すこぶる前衛的なファッションですが、一体なにもの!?でしょうか。
 
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さて、館内に入りますと「ベンジャミン・フランクリン」の銅像がホールの真ん中に鎮座しています。
どうやら、この「フランクリン」がテーマのようですが…
 
「ベンジャミン・フランクリン(1706~1790)」は、アメリカに生まれ、アメリカ建国において憲法の起草など、著名な
業績を残した人として知られているそうですが、一方では独学で科学の研究に励んでいたとのこと。
 
雷の正体を暴こうとして、ワイヤーなどを取りつけた凧を雷雲の中に揚げ、雷雲の中に電気が存在していることを証明したそうで、同じ実験をした他の人が感電死する中、フランクリンは感電死しないように防電する仕組みも
考えて実験に臨んでいたそうです。
 
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そのフランクリンが300年後の現在にやって来て、現代の科学技術に出会うという内容のストーリーでした
(その中で、先述の「雷雲」のエピソードが紹介されていました)
 
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映像観覧の後は「アメリカの先端科学技術」にまつわる展示が続きます。
こちらは「火星探査車」の原寸大模型。
(会期終了後、「かがみがはら航空宇宙科学博物館(岐阜県各務原市)」が譲受し、展示しているそうです)。
 
「フロンティア精神」という「アメリカ」そのものとも言えるテーマが一貫していて、とても見応えがありました。
 
では観覧記録です。
 
    ①アメリカ館
   (あめりかかん)
 ②(出展)アメリカ合衆国政府
 ③(初来館)2005・03・25
 ④(形式)映像誘導観覧・展示自由観覧
 ⑤(初来館時の待ち時間)なし
 ⑥(観覧困難度数)自身 ☆ 一般 ☆☆
 ⑦(もう一度行きたい度)☆☆☆☆☆
 ⑧(対象)万人
 ⑨(内容)☆☆☆☆☆
 ⑩(ハード面)☆☆☆☆
 ⑪(総合評価)☆☆☆☆☆
 ⑫コモン最奥に存在するパビリオン。
  星条旗をイメージした壁面が目立つ。
    初来館時、夕刻にはパビリオン前に原始人のような役者さんがいた。
    まず入り口で金属探知機によるボディーチェックを行うが感度が低いようで、
      腕時計着用のままでもひっかかりはしなかった。
    しかし会場に入る前に厳重チェックしてさらに中でもチェックするとは(困)
 
     奥に進むと、このパビリオン展示のホスト役である「ベンジャミン・フランクリン」
     の像がそびえ建っている。彼の唱えた理念、「希望」「楽観主義」「探求心」「自
     由」がそのままアメリカ館のテーマだという。
   生い立ち、経歴などの紹介映像(約5分)を観たあとシアターへ。
    (強いて言えばここにもベンチがもう少し欲しいかなと思った)
 
   シアターはベンチがずらっと並ぶやや質素なものであった(約10分)。
   フランクリンが現代の科学技術を見に過去からやってくるという内容。
   電気の伝導実験で客席に突如震動が来たり、また音響も迫力があった。
   それよりも何よりもストーリーがしっかり作られており、またメッセージ性もはっ
     きりしていて、テーマ(主眼)がとてもよく分かった。
  
  フランクリンの名前は知っていても、業績は詳細に知ってはいなかったので
    この映像観覧で大変勉強になった。
  印象の強さ、また楽しさでは外国パビリオンでは屈指であろう。
 
  シアター観覧後は火星探査車、未来の車やライト兄弟の飛行機などの展示が
    ある。「大阪万博では月の石、愛知万博では火星探査車」といったところか
   (ちなみに「月の石」は大阪万博の後、研究用に細かく粉砕されているが、グローバルハウスのオレンジホールで観覧できる)
  また、パンフレット類は非常にしっかり作られていた。
 
 二度目の訪問(05/21)の折にはケンタッキーダービーの絵はがき、モリゾー・キッ
 コロの絵柄が入った国際電話の5分間無料通話カードを頂いた。
 
次回に続きます。
今日はこんなところです。