
思いの外、長くなってしまったお話でしたが、
お付き合い下さいまして、ありがとうございました。
やっと、本日で終わりますので、ご安心を

それでは、昨日の続きです。
今までのお話は、コチラです。→(1)(2)(3)(4)
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やがて季節は巡り、暖かくなるなって来ました。


建てていたわが家も完成し、引越しする日が近づいて来ました。
嬉しいはずなのですが、ミーちゃんと離れると思うと、
引っ越したくないような・・・


この頃には、ミーちゃんは、
ほとんど、うちの子のようになっていたので、
新居に連れて行きたいとも思いました。
でも、このマンションが、ミーちゃんの家であり、
縄張りも、この周辺です。
連れて行ったとしても、帰りたがる事でしょう。

うちの他に、可愛がってくれる人も多いし、
寂しいですが、お別れするしかありましせん。

引っ越しの当日、業者が慌ただしく、出入りし、
ミーちゃんの姿を見る事は出来ませんでした。

少し離れた所から、様子を伺っていたのかも知れません。
翌日、掃除と引き渡しの為、マンションの部屋に行きました。
雑巾掛けをしていると、網戸の開く音がして、ベランダから
そーっとミーちゃんが入って来ました


ガランと、空っぽになった部屋を見ても、
ミーちゃんは、驚く様子もなく、
疲れて寝転がった私の横に来て、
一緒にお昼寝をしました。

これで最後かも・・・と思うと、
ミーちゃんを撫でる手を止められません。


無事に、引き渡しも済み、日も暮れて、

帰る時が来ました。

今まで、いつも外出した時と同じように、
ミーちゃんも一緒に玄関を出て、駐車場に向かいます。

そして、いつもと同じように、そこで見送ってくれました。

この一年間、ミーちゃんのお陰で、どれだけ生活が
楽しかったことでしょう。

この先の、ニャンコのいない生活を想像すると、
寂しくて、味気ないものに思えます。

そして、私は親父さんに尋ねました。
「新しい家では、絶対、ニャンコを飼おうね

すると、親父さんは、
「うん、そうだな。」
と、答えたのです

私が、飛び上がって、喜んだのは、言うまでもありません

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長い話を読んで下さり、ありがとうございました

引っ越してからも、ミーちゃんの事が気になり、
何度かマンションに行ってみましたが、
ミーちゃんに会える事は、ありませんでした。

でも、これを、書くので、毎日、ミーちゃんの事を考えていたら、
昨晩、夢でミーちゃんに会いました。

元気にしていました。

現実でも、そうだと信じて止みません

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さて、カイルとマリアンですが、
ミーちゃんにヤキモチでも焼いたのでしょうか

ついに


(ママりんの所へは、すでに先日、来ていたのです。)
親父さんの、喜んで、私を呼ぶ声、お聞かせしたかったです。





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読んでくださって、ありがとうございました




