読書記録です。
『木』幸田文
この間、観た映画『PERFECT DAYS 』に出てきて
気になったので読んでみました。
木にまつわる15のエッセイです。
ちょいマニアック!?
端的で慈愛に満ちた
語りを読んでいるうちに、
ぐいぐいと惹き込まれ
思わず興味津々
想像力や知識が足らない部分を
ネットで確認しながら
納得してみたり、
ところどころに
映画のシーンが想い出され
勝手に合点がいき
頷いてみたり。
(苗木を愛でる眼差しとか)
作者のように
はるばる木をみるために
現場に足を運んで
まっさらな気持ちで
眺めた感動とは
まるで違うものと承知しつつも
木もいろいろ、人生もいろいろ、
胸にストンと落ちてくるようでした。
自然や木の奥深さを
ほんの少し教われた気がして
これから樹木の眺め方が変わりそうです❣️
杉や檜といえば
忌み恐れる花粉のイメージでしたから笑
図書館で借りましたが
とても気に入ったので
購入しました。
他の作品もぜひ読んでみたくなりました。
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作者いわく、
木と触れ合うにも
「せめて四季四回は見ておかないと話にならない」
というわけで
私も見習って?
公園で冬の木を眺めて来ました。
イチョウの木
ついつい秋の黄葉ばかり注目してましたが
葉っぱがあると気づかなかった複雑な枝ぶりを
見ることができましたおぉ〜
着物に例え、
〝しぼ立っている〟という樹皮。
着物生地をよく知らないので
正直、ぴんとこないのですが。。
サルスベリの樹皮
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だいぶ前に人から譲られ、
ずーっと読みそびれていた
宮大工 西岡常一さんの
「木に学べ」、「木のいのち木のこころ」
幸田文さんの「木」に作者が登場したので
こちらも読んでみたいと思います♪
同じく『PERFECT DAYS 』にでてきた作品
「11の物語」パトリシア・ハイスミス
こちらも図書館で。
さっそく〝すっぽん〟から読みました。
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今日は映画「アメリカの友人」を観ました。
原作:パトリシア・ハイスミス
監督:ヴィム・ベンダース
ラストシーンで
「あっ!これ、昔、観たことあった」
と思い出すという
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映画の余韻や繋がりを
いろいろと楽しんでおります♪
長々と読んで下さってありがとうございました♪
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