布団に寝かし、熱を測る。
38.5°cか……高いな。
アイスノンに布団を増やし、
水分を摂らせる。
薬はお昼に飲ませよう。
泣き疲れたのか、空はぐっすりと
眠りに就いていた。
今のうちに出来る事を済ませますか。
溜まった洗濯物、食べたままの食器
起こさない様に静かに片付けた。
何をしていても視界に入る空。
家に誰か居るって、こういう事だよね。
子供なんて、まだ考えられないけど
いつか、大切な人と暮らしてみたいな。
「なんて、本当に夢だよね。」
大切な人って、どんな人?
家族が居たら、解ったのかな。
いつか誰かが、
私を大切だって思ってくれるのかな?
……本当に夢だよね。
形の無い物は、この手じゃ掴めないよ。