私はお土産を選ぶのが苦手だ。




相手の人数、好み、季節、冷蔵庫の有無、お財布との兼ね合いなどを

考え始めると決まらないからだ。


さらに相手の地元の品はNGというルールまで入ってくると

訳が分からなくなる。

だいたい同じ市内でどうしろというのだ。



だから結局、お土産はステラおばさんのクッキーになってしまうのだ。


クッキー売り場へ向かうと、今度は入り数で悩むことになる。

18個入りか24個入りか。



贈ってしまえば大差ない。なんにもない。

だからこそ、前回のことを忘れているので、今日も新たに悩むのだ。



本当は、もち吉の煎餅缶をどーんと贈りたい。

ショートケーキを色とりどりに詰めて贈りたい。

そんな甲斐性を持てる日まで、私はステラおばさんで悩むのだ。


18個か24個かと。













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↑テーマは「お土産」でした。


先日の文章教室 で書きました。






手書きで原稿用紙に書いたのなんて

学生時代以来だったのですが


文字の制限があるといいですね。





いつもダラダラと長くなるきらいがあるのですが


原稿用紙一枚という制限のおかげで




ぴしりとスマートになった気がします。