新聞にハワイ特集を組んだ雑誌の広告がたまたま2つ並んでいた。年末年始だからなんだろう。
サッカークラブでも海外遠征するところがある。息子もいままで2回、チームで海外遠征に行った。その他に、個人で海外ツアーに参加してサッカーをしたこともある。
クラブが海外遠征をする場合、事前にサッカー協会に報告をするので、協会のサイトには遠征先や期間が載っている。春休みや夏休みが多いようだけど、学期中に海外遠征をするところもある。今週はフロンターレのジュニアユースやアントラーズつくばのジュニアが遠征に行くようだ。小学生もサッカーで海外遠征に行くんだなあ。
自分が初めて海外に行ったのは大学を卒業する時でかれこれ30年ぐらい前だった。行先はトルコ。格安航空券というものはまだ存在しなかったが、欧州方面は南回り経路というのが多少安い。それでも20万円以上した。今は南回りというのはないのかもしれないが、いったん東南アジアに南下して、そこから欧州の方に飛ぶ路線だ。パキスタン航空とかシンガポールエアとかアジアの航空会社が飛んでいて、それもあって安かったのだろう。
自分が乗ったのはシンガポールエアだった。台湾に降りて給油し、シンガポールで乗り換え、ドバイでまた給油し、ギリシャのアテネに着く。20数時間かかった。当時はトルコまでの直行便はなく、航空券はギリシャまでの往復しか買っていなかった。現地で適当に旅行代理店に入って、イスタンブールまでの航空券を買った。鉄道でも行けるような情報もあったが使わなかった。本数が少なかったのか、時間がかかったのか、そんな理由だったと思う。
トルコには早朝着いた。まだ外も薄暗かった。人気もまばらな空港で日本人のレイコさんと知り合い、一緒にイスタンブール市内まで行くことになった。行き当たりばったりだったので、そのままなんとなく一緒に朝食をとったり宿を探したりしていて、結局4日間一緒に行動した。レイコさんは海外は初めてではなく、アジアを旅したことがあるという。こっちは初めてで結構大きいバッグを持って行ったが、レイコさんは小さい赤いリュック一つだけだった。4泊一緒だったが、一度も風呂に入らない強者だった。
ガイドブックも持って行ったが、地球の歩き方もトルコ版はなかく、大使館に行って観光ガイドのようなものをもらったりした。今に比べたら集められる情報は圧倒的に少なかったが、不自由した記憶はない。
いまは海外に行ってもスマホは使えるし、トラベラーズチェックなんて持っていかなくても現地で現金を引き出せる。息子のサッカーの遠征だとたいしてお金も使わないので、ちょっと現金を持って行っただけだった。
息子が個人で参加した海外のツアーは、サッカーでアメリカの大学を目指す中学生、高校生が参加するツアーだった。西海岸の大学を10校ほど回る。説明会は当然ながら全部英語なので、あまりわからなかったようだ。
そして、ツアーのメンバーで年代別に2つの即席チームを組成して、サッカーの大会にも参加する。その大会には大学のスカウトもたくさん見に来ていて、息子にも、いくつかの大学から興味があるという話をいただいた。ただ、アメリカの大学は日本に比べて監督の推薦の力は小さく、成績の比重が大きいらしい。
声がかかると、ハイライトビデオを送ってくれと言われる。その選手のプレーの動画を編集して、いいところを集めたものだ。つまり、選手の売り込みビデオで、アメリカでは一般的らしい。YouTubeで検索するとけっこう出てくる。かなり凝ったものもある。
大会以外に、大学が主催するIDキャンプ(Identification Camp)にも参加した。選手発掘のための練習会のようなものだ。大学の寮に3泊4日した。ホテルではないので持参するもののリストに毛布とか枕と書いてある。息子は、参加者の中からオールスターメンバーに選ばれ、最終日にその大学のチームと試合をしたそうだが、今回はその大学から声はかからなかった。
今は子どものうちから海外に触れる機会も多い。それが刺激になって勉強もサッカーも頑張るモチベーションになればいいのだが、息子に限って言えば帰ってきてから今のところ変わった様子もない。
また来春にツアーがあるという案内をもらったが、そういうわけで悩ましい。