今日は不二子は休みデス
不二子の働いているお店は日曜日も営業しているけど
キャバクラって日曜休みのトコ多いよね
まだすんごい寝たから頭起きてないけど、前回の続き
『ヘルプ』のお話
ヘルプが大事ということはわかっても
何を話したらいいのかわからない
ヘルプに限らず女の子に一番聞かれることだけど
会話術に関してはまた次回に細かく教えるとして…
今日はヘルプの会話術について
鉄板ネタ教えちゃいます
会話ってお互いの共通点とか
お客様の好きなことや興味のあるものを引き出して
進めるのがいいんだけど
ほかの女の子を指名しているくらいだから
はっきり言って
ヘルプの話にはまったく興味はありません
あからさまに
「何でお前が来たの？」って顔もします
そんなときにはヘルプをするお客様が
絶対興味のあることを話しちゃいましょう
それが…
指名した女の子のお話
ポイントとしては
指名の女の子を誉めたたえること
具体的な例としては
■指名の女の子が仲良くしていて、まぁまぁ知っている女の子の場合
①まずは褒める
『○○ちゃんって本当面白いですよねぇ』
②お客様の知らなそうなその子とのエピソードを話す
『この間待機のところでおしゃべりしてたらおもしろくて
デカイ声で笑っちゃって…店長に怒られちゃったの』
ってな具合に話すのと必ず興味を持って聞いてくれます
■指名の女の子をそこまでよく知らない場合
①まずは絶対褒める
『○○さんって見とれちゃうくらいキレイですよね』
『あこがれちゃう』
『優しそう』
②その女の子のことはお客様に話してもらっちゃおう
『まだ入ったばかりで話したことないんですけど、
やっぱりステキな方なんでしょうね？』
ってな感じで引き出す
■指名の女の子と付き合いが長そうなら…
ボトルを見ればだいたいわかる。ちゃんとキープボトルで、
何本もあるようならおそらく長い付き合いね
①そんなときも必ず褒める
『すっごい面倒見がいい』
『脚がきれい』
『楽しい』
②できるなら馴れ初めを聞いちゃおう
『知り合って長いんですか？』
『そのときの印象は？』
あとはうまいこと相槌するだけで、
向こうからドンドン話してきます
何度も言うけど、ポイントは
絶対に指名の女の子を褒めたたえること
それだけですべて円滑に
なおかつお客様も気持ち良くなる
気持ちよくなれば自然に
『何か飲みな？』
って言われる
もう喉カラカラにしながら話さなくてすむの
それに指名の女の子の評価もあがるの
オトコを選ぶときと同じ
同性から好かれてるとカブが上がるでしょ
こうやって指名の子の応援ができるのです
でも、これはあくまであだの一例
自分のキャラによってもちろん言い方も変わるし
お客様によっては秘密主義者の人もいるから
馴れ初めや女の子のこと話したがらない人もいるの
そんなときはとにかく褒めることに徹する
もちろん、お客様に合わせることが重要
女の子との間に何か問題があったりしているときに
褒めたところで水に油を注ぐようなもの
表情やしぐさでお客様の温度をはかりながら試してみて
しかしながら
ヘルプのときに絶対にやってはいけないこと
があるからこちらも注意してね
●指名の女の子をけなしたり、悪口を言ってはいけない
損するのは自分です。
そんなことをしてもＮｏ．1にはなれません。
それに、悪口を言ったところ、お客様は楽しくはありません。
●指名の女の子の他のお客様の話をしない
この間違うお客様とべたべたしてたとか
同伴したとか、アフター行ったとか
これもダメ
空気が悪くなるし、あなたの嬢としての腕が疑われるわ
カブが下がることは自分からしないこと
みんな見ていないようで、見ていて、聞いていないようで聞いているの
●指名の女の子の営業を邪魔しない
女の子全員それぞれ営業方法があるの
そのお客様に対して恋愛営業してないのに
「お似合い」だの「絶対あなたを好きよ」とか
ほかに話すことがない子だと言ってしまいがちだけど
ただの邪魔になるわ
あくまで、指名の子とあなたの関係は知らないスタンスで
●どんなに色男でもしつこくても名刺を渡したり、連絡先を交換しない
これは業界のタブーにあたるの
お店によってはクビにするくらい
何があっても絶対してはいけません
ＮＯって言いましょう
●指名の子の成績、順位は聞かれても言わない
これもお店によってはクビにすることがあるタブー
注意しましょう
しつこく聞かれたら、本当に知らないフリをしましょう。
もちろん指名の子が誰もが認めて知っているＮｏ．1なら別だよ
以上あくまでに参考にして自分流にアレンジしてみてね
次回は
『本当にあったヘルプのお話』
