← 風呂場の窓外直下の南天。開花。 (06/09 13:16)
厳谷小波著の「明治のお伽噺 上巻」が読書メーターのアマゾン検索では見付からない。書棚にて発掘した本。父の蔵書かな。父の蔵書で一番 古いかな。 (06/09 17:47)
父の月命日。線香……ひとり仏壇に向かう。 (06/09 21:04)
ヘンリー・ジェイ・プリスビロー著の『意識と感覚のない世界――実のところ、麻酔科医は何をしているのか』を読み始めた。(06/10 10:40)
幼少時から幾度も手術を経験。局部麻酔もあるが全身麻酔の体験が多いし印象的。ガキの頃、麻酔がなかなか効かず、踵……足首の辺りに太い注射。痛かった。あれは何の注射だったのか。麻酔……口にマスクか何かをあてがわれ、徐々に効いていく……意識が遠ざかっていく……医者の呼び掛ける声も遠ざかっていくが……いつまで経っても聴こえるのが不気味……このまま効かないままに執刀……?!
最後の全麻手術での手術直後の看護婦の対応は冷酷だった。麻酔から目覚める瞬間は猛烈な吐き気に襲われる。看護師なら常識のはずなのに放置されていて……
全身麻酔は麻酔医の技量に大きく依存する。上手くいった時の目覚めた瞬間の快適さときたら。我輩には鼻呼吸が不能。口呼吸だけ。よって睡眠……安眠は存在しない。が、全麻が上手くいくと、麻酔の効いている間は睡眠(本当に睡眠なのか分からないが)が約束される。鼻呼吸不能になって以来初めての(疑似?)睡眠。熟睡できるってこんなに素晴らしいことなのか…………だけど
一夜限りの夢だった。自力では鼻呼吸できない……安眠などない日々に戻る。 (06/10 11:11)「懐かしき(?)ゼンマ明けの朝」など参照。
森崎和江著の『からゆきさん 異国に売られた少女たち 』(朝日文庫)を読み始めた。こうした本を読むと、どんな恐怖小説より明治や昭和の政府の人名軽視の実態に比べたら……比べようがないと思ってしまう。難民法にしてもLGBTQにしても、日本には人権が……なぜこんなに世界に遅れてる。自民党の差別主義者どもが日本に恥を掻かせている。 (06/11 19:39)
「「からゆきさん」とは、明治中期から昭和初期に海外の歓楽街に密航させられた天草、南島原出身の若い女性のこと。女衒という仲介業者の甘い言葉にのせられ、長崎、口之津、唐津、門司などの港から外国航路の船でひそかに密航した。 貧しい実家の両親には多額の送金がとどいた。 しかし、彼女たちのかせぎの実態は―」
女は女郎、男は兵隊。口減らしでドンドン無為な無駄な肉弾戦を強いられた。明治も昭和も軍……政府は口減らしに躍起だった。北海道やブラジルに移民させ、あるいは劣悪な労働に就かせて殺してきた。人名軽視の発想は今も抜けない。先輩役人からの伝統。
そうだよね。人名尊重の方針に変えるって、先輩たちを否定することになる。できるわけもない……するつもりもないんだろうけど。日本の旧弊が改善するには百年河清かな。
黙認していた人民……娘を女郎に売り払う親も人民。戦争に負けて大陸やロシアから日本人が引き揚げる際、人身御供にされた女性たち。その女性たちを穢らわしいと侮蔑する里の人々。
里の親父どもだって戦地で現地の、あるいは従軍慰安婦を虐待してきたし、現地の人々を殺してきた……好々爺って顔をしててね。 (06/10 13:25)
← 裏庭のガクアジサイ。先日より少し青みがかってきた。 (06/10 13:15)
今日は仕事の日なので庭仕事はしないつもり……だったけど、雨の後の晴れ。雑草もだが、生け垣の枝葉の茂っぷりに、高枝切鋏で一時間。重労働じゃないのに汗ダラダラ。
生け垣を食み出して車道の通行の邪魔にならぬようせっせと。頑張ったけど、傍目には代り映えしない。
作業後、扇風機を引っ張り出し、ファンなどを水洗い。早速、扇風機の風 浴びてる。爽快。 (06/10 13:19)
奥野信太郎著の「亭主の月給袋」を今日から。奥野 信太郎(1899年 - 1968年)は、日本の中国文学者、随筆家。与謝野晶子門下の歌人。父の蔵書。1956年刊。
いきなり「都腰巻」が乱舞。初耳。「みやこ‐こしまき【都腰巻】毛糸で編んだスカート状の腰巻。 ※太陽のない街(1929)〈徳永直〉戦線「赤い都腰巻の女房が、洗ひかけのおしめをたかくさしあげて怒鳴った」」 (06/12 00:19)
朝からスマホに電話。フリーダイヤル。未登録。吾輩は未登録の電話はシカトする。その番号をグーグル検索。すると、その番号は迷惑電話との苦情複数。保険の勧誘を騙って、相手方の内情を聞き出そうとする。過日も同じ番号で掛かってきたっけ。用心! (06/12 11:36)