次は満開の花が咲くかな | 無精庵徒然草

無精庵徒然草

無聊をかこつ生活に憧れてるので、タイトルが無聊庵にしたい…けど、当面は従前通り「無精庵徒然草」とします。なんでも日記サイトです。08年、富山に帰郷。富山情報が増える…はず。

 ← 今日の庭先の椿。今年の椿の咲きっぷりは、毎年見てる吾輩も驚く見事さ。やはり、庭木の根元周辺に伐採した枝葉や毟った雑草などを分厚く敷いた結果なのだろうか。 (03/21 13:25)

 

 劇的逆転サヨナラ打を見て春の日を浴びながら気分よく自転車を転がして買い物へ。寒くないし、マスクは顎に。スーパーの中でもあちこちで村神さまやら、日本 勝ったわよの声。客がテレビを見れない店員に誇らしそうに説明。そう言えば、店への途上の即席オープンスポーツ居酒屋でも盛り上がってた。

 九回、先頭打者の大谷の初球打ちでの、二塁上でのベンチを鼓舞するガッツポーズが印象的だった。代走の周東の起用も正解。さて次は満開の花が咲くかな。 (03/21 12:46)

 

 仕事で通り掛かる某小料理屋。最近 予約しないと入れないとか。何故 突然 以前にも増して繁盛し出したのか。ある日、謎が解けた。「孤独のグルメ」で紹介されたのだ。店から出る方たちの感想はすこぶるいいってことは、本当に美味しいのだろう。精々量が多かったかな……くらい。そんなのは食べる方が加減すればいい話。

 数年前、同僚と会食したことがあったっけ。繁華街から離れた、うっかりしてると通り過ぎそうなこじんまりした店。

 富山にはやはり全国各地から評判を聞き付けてやってくる、千客万来の(創作風)寿司屋がある。まさにその寿司店だけのために富山へ。中には飛行機で来てトンボ返りの人も。店主は研究熱心で、独力独歩。話……蘊蓄もなかなかとか。東京の某所(支店?)にも赴くとか。

 この寿司屋も千客万来で予約しないと入店できず。地元の人間(庶民)には敷居が高いか。

 我輩はといえば、日々即席麺かレンチンばかり。寿司も刺身も十年以上 口にしてない。6年ほど前、焼肉屋へ、3年前 牛丼屋へ。ラーメン屋も縁遠く。 (03/20 17:17)

 

 ← ジョン・D・バロウ 著『科学にわからないことがある理由 -不可能の起源-』(松浦俊輔 訳 青土社) 「宇宙論における「人間原理」の第一人者が、宇宙の神秘、最先端テクノロジーから宗教、芸術、政治まで、あらゆる分野の〈不可能〉を精査し、科学史上最大の謎にして、人間の知的探求の原動力である「不可能」という核心的問題に肉薄する。」

 

 ジョン・D・バロウ 著の『科学にわからないことがある理由 -不可能の起源-』を二週間余りを費やして20日の未明に読了。せっせと読む本じゃない。内容も濃く深い本。日に20頁前後ずつ読んできた。

「ジョン・D・バロウは、宇宙論と数理物理学を専門とするイギリスの天文学者・物理学者。サイエンスライター。」「ケンブリッジ大学の「新千年紀数学プロジェクト」(数理科学の社会普及を図る部門)の主宰者であり、一般向けに複数の科学解説書を著した。」(Wikipediaより)バロウの本は信頼性があり、追っかけのように訳書は読んできた。本書は見逃していたらしく、古書店で発掘した本。題名で、こんな通俗な話題で本を書くのかと、敬遠してしまったらしい。読んでみたら、とんでもなく深い本だった。

 内容案内には、「宇宙論における「人間原理」の第一人者が、宇宙の神秘、最先端テクノロジーから宗教、芸術、政治まで、あらゆる分野の〈不可能〉を精査し、科学史上最大の謎にして、人間の知的探求の原動力である「不可能」という核心的問題に肉薄する」とあるが、「限界こそ科学の可能性である!」が肝なのだ。かのゲーデルの不完全性定理もこんなふうな理解が可能なのだと、妙に勇気づけられた(← 僭越!)。

 

 

 マリオ バルガス=リョサ作の『官能の夢―ドン・リゴベルトの手帖』を読み始めた。古書店で発掘。傑作「悪い娘の悪戯」路線の小説かな。数理物理学者バロウの本から一転 目眩く(?)官能の世界へ。 (03/20 17:24)

 

 ピエル・ロストによる『ル・クレジオは語る』 (1974年)を読んでいる(二日目)。

 インタビュー本。40年以上前の本。古書店で発掘。雑駁な質問に丁寧に真面目に答える若きル・クレジオの姿勢が微笑ましい。詩人で根っからの創作家の感性炸裂。常人俗人の拙者には、ほとんど理解不能。ま、ル・クレジオワールドに浸ってるってことでいいんじゃないですか? (03/20 17:30)

 

 過日、安部公房「砂の女」を久々読んで感心。せっかくなので(?)「砂」で検索……したが、本作フランク ハーバートの『デューン 砂の惑星〔新訳版〕 上・中・下  デューン・シリーズ』 (ハヤカワ文庫SF)が漏れていた(ドクメのみんつぶで気付いた)。 (03/20 21:51)

 

 山谷和子著の『沙羅双樹の花に捧ぐ』の本を読んでいるうちに未明に寝落ち。目覚めたら野球……サンゼロ……目を疑ったら……スリーランで同点!……と、勝ち越しされ…… 栄枯盛衰凄まじい。 (03/21 11:05)