退院し何はさておき図書館へ(前編) | 無精庵徒然草

無精庵徒然草

無聊をかこつ生活に憧れてるので、タイトルが無聊庵にしたい…けど、当面は従前通り「無精庵徒然草」とします。なんでも日記サイトです。08年、富山に帰郷。富山情報が増える…はず。

 1月4日、新年早々の入院生活を終え、退院を許可されたのは、14日。


 その日、教授回診があって、その場で退院してよろしいという話があった。
 退院する前日には、術後検査があって、その結果が良好だったから、教授の回診は、主治医らの見立てをダメ押しするものだったのかもしれない。



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← これは、先週の我が家の庭先の光景。建物は、中がほとんど空っぽだけど、土蔵。この日の積雪は、30センチ余り。今日(27日)は、50センチとなった。我が家の庭は細長いので、玄関から表の通りまでの除雪の道が遠い。



 14日・金曜日の夕方、富山に帰ってきた。
 雪の降る夕方の富山駅に立って、さてどうやって帰ろうかと思案。

 雪さえ降っていなければ、歩道さえ根雪がなかったならば、何より、普通の革靴などを履いていなくて、長靴かブーツだったら、傘は持っていたのだし、断固、歩いて帰っただろう。


 昨年12月7日も、術前検査を終えて富山駅に降り立った時、やはり雨だったが、氷雨の中、傘を差しつつ、冷たい風に吹かれつつ、歩いて帰路に着いたのだし


 そう、我が家は駅から歩いて十五分ほどなのである。
 傘があり、足元さえ確かなら、駅から家までは、断固、歩いて帰る。



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→ 浴室のボイラーの上に止まっていた鳥。雪原を前に、何、想う? 茶の間の窓から撮ったもの。



 やはり、タクシーしかないか…。
 ふと観ると、駅前に富山ライトレールポートラムの夕刻の明かりに映える、洒落たデザインの車体が停車場に止まっているではないか。
 しかも、今まさにお客さんたちが乗り込むところである。つまり、発車が間もないということだ。


 久しぶりにポートラムを利用しようか。


 この電車なら、我が家の最寄の駅まで行ける。
 その駅からは、やはり降る雪、足元の雪、融雪装置から時折噴き出される融水に悩まされるとしても、数分の我慢ですむ。


 思えば、昔は、富山駅から支線が出ていた。京都や東京などから富山への切符を買うと、JRである限り、富山県内のどの駅にも乗り換えられるし降り立てる。
 が、北陸本線が急行に、特急に、と変わり、民営化で採算の合わない支線などが第三セクターなどに移譲されると共に、富山駅からの支線も、JRとは別個(富山地方鉄道)の経営主体となり、わざわざ別の料金を払って乗らないといけない。


 便利なようで、経済的には不都合になった。


 ポートラム自体は、一昨年からのセントラム も併せ、環境に優しいとか、デザインが洒落ているとか、全国的にも有名なったりして評判がいいのだが、なんとなく釈然としない。



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← 雪掻きをしていたら、家の近くにある観音堂の前をハトが2羽、チョコチョコ歩いていた。餌を求めてる? 探すのに窮しているのか、人の気配になど構っていられないとばかり、あちこちを突っついて回っていた。 



 さて、退院したその翌土曜日、図書館へ。


 そう、読む本がないと生活に困る!
 何はさておき、図書館へ、というわけである。


 その上で、ついでにスーパーへ回って、食料品など生活物資を買ったのだった。