男子のバスケットボールが自力で(地元開催で自動的に出場できる場合を除く、つまり前回)オリンピック出場を決めたのは48年振りだそう。
スポーツ観戦が好きだし、そもそもオリンピックは誰もがよく見ると思うけど、そいえばバスケットボールって見た記憶がないな。それどころか、プロリーグ分裂で、自動的に出場できるはずの東京オリンピックですら、一時は出場できないところまで追い込まれてた。
そんな男子バスケットボールが、前回女子で、銀メダルを獲得したトム・、ホーバスさんをヘッドコーチ(まあ、監督ですよね)に迎えて、48年振りの偉業を達成した。
思い出せば、前回の女子のアメリカとの決勝でも感じたなあ。
強豪チームに勝つのは、本当に難しい。前回の決勝戦ももしかして勝てるかも、と思った時から圧倒的な地力の差を見せつけられたし、今回のフランス戦に至っては、ラスト15秒ぐらいで、4点差をつけた時は、勝ったと思った。
日本サッカーが28年振りにオリンピック出場を決めた試合、ワールドカップに初出場を決めた試合、ラグビーの南アフリカ戦や、日本開催でのワールドカップでの感動以来の、自分の人生の中でも、特に記憶に残る一戦になるな、と思った。
ところが、である。
最悪のシナリオだった。
スリーポイントシュートに、バスケットカウント(シュートは得点としてカウントした上で、1本のフリースローが与えられる)。
他のスポーツで比べるのは意味がないが、野球でいえば、9回裏の逆転満塁満塁ホームラン。ラグビーなら5点差あったのに、試合終了寸前での逆転トライ+コンバージョン成功による逆転・・・・・いや、反則が絡むから、やっぱり全く違うな。
少しずるい言い方をすれば、素直に3ポイントシュートを決めて貰うか、それとももっと反則してシュートを外させるかして、3点に止めておけば、試合の残り時間から、勝てたはず。
勝ったフランスに取っても、奇跡の瞬間だったと思う。
その後、5分の延長戦には、もはや日本に戦う力は残っていなかった。
勝てたはず。
これほど、意味のない言葉もない。
結果が全てのトップスポーツの世界では、ほんとに、何の意味もない。
もちろん、日本代表は全ての力を出し切ったし、最後の最後まで勝利を信じて、点差をつけられても戦う姿は、本当に素晴らしかった。
最後の最後、もっとクレバーに、逆にもっと素直に戦って居れば、と外野から見ていたら思うけど、そこまでの状況に持って行ったのは、戦っている人たちだ。
ワタクシなんかの悔しさは、ブログに書くぐらいでおさまるけど、代表の方々は、絶対に眠れないだろな。
まだ試合は残っているから、切り換えて次へ。
言葉にすれば簡単だけどな。
いつでも、当たり前のように言われるけど、最後の最後まで分らない。
それはたぶん、生きるってこともそうだよね。
最後の最後まで分らない。
のんびりとテキトーにするか、頑張って努力するか。
やりたいようにやりゃいいだけ。
がんばったからと行って、報われるとは限らない。
でも、がんばらないと始まらない。
ふひ~。
で?
いや、きっと選手は昨日きゃりーぱみゅぱみゅ様聞くの、忘れたんだろうなあ。