ミュージックマガジン誌2017年ベストアルバム一気聞きしました、きゃりーぱみゅぱみゅ様。 | きゃりーぱみゅぱみゅ様がスキすぎてキレそう

きゃりーぱみゅぱみゅ様がスキすぎてキレそう

とにかくきゃりーぱみゅぱみゅ様が好きなのである。神が与えてくれた希望なのである。
チャーリー・パーカー様と共に、ワタクシの二大恩人なのである。

恋人達が愛を語る聖なる夜、ワタクシは何をしていたのかと言うと、ミュージックマガジン誌の2017年のベストアルバム、ジャンル別の一位をずら~っと一気聞きしておりました。

いったい何のためにそんなことをしたのかと言うと、自分でもさっぱり分りませんが、30年前は、恒例行事となっておりました。

しかし、いつのまにか振り返っても全然聞いたことのないアルバムばかりが一位になって、クリスマスに一挙に揃える財力もなく、と思ったら、

なんということでしょう。

現在の日本には、spotify というとても素敵なサービスがあります。月980円で聞き放題、しかも今は三カ月100円のキャンペーン期間です。

もはや、きゃりーぱみゅぱみゅ様がワタクシのために考えてくれたサービスとしか思えません。あ、普通は神様が、というところなんですが、ワタクシにとっての神様は、きゃりーぱみゅぱみゅ様ですので。(笑)

しかも、ほぼ全てのアルバムを聞くことができました。なんと素晴しいっっ。

で、一人寂しいイブに、14部門の第一位の14枚(一枚のみ聞けなかったので、正確には13枚で、一枚は2位のアルバムを聞きました~。(笑)一気聞き。

せっかくなので、感想を残しておこうと思うのでありました。

なお、☆マークは、楽しんだ度を5段階で。★マークは、再び聞きたい度を5段階で表しております。基準は以下。

☆ 音楽が鳴っているだけでとりあえずは幸せ
☆☆ 単なるBGMを越えて迫ってくるものは確かにある
☆☆☆ お~、なかなかいいじゃん。
☆☆☆☆ 幸せな時間を過ごした。音楽って素敵。
☆☆☆☆☆ めちゃめちゃいいじゃないの。きゃりーぱみゅぱみゅ様には及ばないけど。

★ 再び聞くには、きゃりーぱみゅぱみゅ様の絶賛が必要。
★★ 再び聞くには、きゃりーぱみゅぱみゅ様の支持が必要。
★★★ 再び聞くには、きゃりーぱみゅぱみゅ様の興味が必要。
★★★★ おっ。興味あり。きっともう一度は聞くであろう。
★★★★★ 残り少ない人生の貴重な、かつ新しい音を探求する時間を割いてでも聞く価値あり。きゃりーぱみゅぱみゅ様には誰も叶いませんけど。




ロック[アメリカ・カナダ]部門第一位「ピュア・コメディ」ファーザー・ジョン・ミスティ

同じく購買している雑誌、ロックングオンの洋楽ベスト50にはまるで無視されたこのアルバム、実に象徴的というか、ワタクシもさっぱりもって分りません。静かで穏やかで、酸いも甘いも噛み分けた、違いの分かる大人なら、きっとこの音楽の機微が分り、楽しめるのでしょう。そういう違いの分かる人間になりたいと心底思う。んでも、Jackson Browneの新譜だと言われても、さっぱりもって違いが分からぬ、悲しい人間であることを再認識しました。





Pure Comedy/Father John Misty

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ロック[イギリス・オーストリア]部門第一位「アイ・シー・ユー」ザ・エックス・エックス

サイコーに愛すべき出だし。しかし、ラストよければ全てよしとなっても、出だしの期待度が続かないと、なぜか失望感が強くなる。とはいえ、嫌いな音ではないし、これが現代の音なのだとと言われたら、教科書代わりにはなるか。

☆☆☆
★★★


アイ・シー・ユー/ザ・エックス・エックス

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ロック[日本]部門第一位「Mellow Waves 」CORNELIUS

酸いも甘いも噛み分けた、違いの分かる大人に、、、ってさっきも書いたな。でも、これがいい音楽だ、これは素晴しいという圧力は圧倒的にこちらが強い。しかし、そうしたところが見えすぎて、なぜか素直に受け取れきれない。本当に素晴しいとは思うけれども、素敵だと思うけれども、やりたいことをやりまくってる爽快感というか、疾走感というか、なにか求めているものがない。

☆☆
★★★★

MELLOW WAVES [LP] (COLORED VINYL) [Analog]/CORNELIUS

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Jポップ/歌謡曲部門第一位「HOMEMADE」半田健人

大笑い。実際にやりたいことをやってるのかは分らないけど、やりたいことをやってる感が伝わってくるものは存在すると評者の安田謙一さんが書いてるけど、まさにその通りの音。本当に、俺はこれが好きでこれをやりたいんじゃ~、という気持ちが伝わってくる。特に知ってる(友人、という意味ではない)俳優さんで、仮面ライダー555を未だにずっと見てて愛してるワタクシにとっては、主題歌「JustiΦ's」のカバーに感涙。もとのアレンジも爽快感疾走感が最&高のアレンジだけど、ISSAさんも、この昭和大衆歌謡どっぷりで歌いあげるアレンジでも歌いたいんじゃないかな(笑)初期の百恵ちゃんのアルバムを思い出す。
時代や世間は全くもって知らん、俺はこれが好きなんじゃ~、と好きを体現したアルバム。最&高。


☆☆☆☆☆
★★★★★


HOMEMADE/半田健人

¥2,500
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R&B/ソウル/ブルース部門第一位「ドリーム」オリジナル・サウンドトラック

サントラがこの拘る人の多いジャンルでの一位というのがちょっと驚き。でもそれを頷ける、超大物、ファレル・ウィリアムスが全面参加。なかなか強力なサントラ、にはなっているのだけれども、サントラという性格上仕方ないところがあるのかもしれないけど、若干一本調子的なところが無きにしも非ず。
ワタクシ、酸いも甘いも分りませんから(シツコイっ(笑)、ちょっと通して聞くには飽きて来てしまったりもしたのでありました。

☆☆☆☆
★★★



「ドリーム」オリジナル・サウンドトラック/SMJ

¥2,376
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ラップ/ヒップホップ部門第一位「ダム」ケンドリック・ラマー

世間というものと全く隔絶されているワタクシでも知ってる、ケンドリック・ラマー。Rolling Stone誌の2017年の一位でもある。なんか、もう大物すぎて、ラマー選んどきゃとりあえず間違いないやろ、という感じがいや~ん。しかも、ワタクシどうも分らないヒップホップということもあって、何をどう楽しんでいいのか、ちょっと分らなかったりする。
酸いも甘いも分りません。あ~、これが素敵と言われている音なのね、と聞くばかり。ラップってどうやって楽しんだらいいのかなあ。

☆☆
★★


ダム/ケンドリック・ラマー

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ラップ/ヒップホップ[日本]部門第一位「MODERN TIMES」PUNPEE

なるほど流石に日本語。ラップ分らんワタクシでも、楽しめる部分が大幅に増える。英語も分かったら、分かってくるのかなあ。後ろの音楽もすごい楽しいものあるし、例えば、「宇宙に行く」とか、めちゃくちゃ好きやったりするんやけど、こうした楽しみ方もありなの?
う~ん。分らん。分らんけど、正解はないし、自分なりに楽しんだらええとは思いつつも、教科書的なこともちゃんと抑えておきたいと思うのは、やっぱり年取ったからかな。

☆☆☆
★★★


MODERN TIMES/PUNPEE

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ジャズ部門第一位「Caipi」カート・ローゼンウィンクル

さ~、キマシタ。毎年毎年楽しみにしてるマガジンのジャズ部門。今年は15年以上ぶりに10枚の選出。聞いたことのないアルバムがあれば購入して揃えるのもこの時期の自分のルーティーン。
で、今年はまるで知らないアルバムで、多分購入するとは思うけれど、なんとspotifyでは、2曲のみの公開。そんでその2曲は、購買意欲をまるで掻き立てない代物。う~ん。ジャズ耳も衰えてきたんかなあ。とりあえずマガジンのジャズ評への信頼度と実績から購入して聞くとは思うけど。
衰えを実感することにならないやろなあ。


★★★★


カイピ Caipi (Japan Edition)/Kurt Rosenwinkel

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ハウス/テクノ/ブレイクビーツ部門第一位「Black Origami」Jlin

ラップは分らんのやけど、それなりに聞く機会はあるけど、さらに分からず聞く機会もあまりない、ハウスという分野。ってこれがハウスかどうかも分らん。
その昔、YMOのリミックス、という音源が発売になったとき、YMOの音に飢えていたワタクシは購入したものの、いったいどう楽しんでいいのか、さっぱり分らなかった記憶がある。
ここも同じ。
例えばEDMとか、リズム単調だし、すぐ飽きたりもするんだけど、身体を動かす、というもう機能的な音楽としては十二分に楽しい。そもそもそういう利用方法で正しいと思うし。
でも、この音楽、じっくり聞いてどうなってるのか楽しむのだとは思うけれども、入れない音楽に楽しむも何も、という感じ。
ラップよりも更にハードルは高いのであった。




BLACK ORIGAMI/PLAMU

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ワールド・ミュージック部門第一位「30」Hiba Tawaji

来た。ワールドミュージックというジャンルを考えると迷ったりもするけど、ミュージックマガジン誌を購入してないと絶対に聞かなかったであろう、この音。そして、その音楽がもうめっちゃ楽しくて素晴らしくて面白い。
こうした瞬間があるから、音楽を聞いてると言ってもいい。
言葉はまるで分らないが、発音そのものは日本語に似ているところもあって、ところどころなんか聞いたような単語らしきものが出てくるかと思ったり、音もそんなところあったりと、音楽を聞かせる、歌を聞かせる、その一番根本的なところがやっぱり楽しいんだ、面白いんだ、と認識させてくれる。
全然関係ないけど、検索のとき、hiba、といれたら、まず美空ひばりさんが出てきた。うん。この魅力、門外漢にも有無を言わさぬこの迫力、通底してるところ、大ありだよ。
マガジン誌を読んでて良かった、と心底思う一枚。

☆☆☆☆☆
★★★★★


Hiba Tawaji 30/Oussama Rahbani

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ラテン部門第一位「Drikouraman」Dédé Saint-Prix

ロックのときに、違いの分かる男になりたい、的なことを書いたが、ま~、なれりゃいいな程度だったりするけど、ラテンに関しては、本当に違いの分かる男になりたい。
今は、もう、あれもラテン、これもラテン、それもラテン、ならばオッケー、みたいな感じで、よく言えば楽しんでるからそれでいいんだけど、違いがまるで分からぬ。いや、楽しいんだけどさ。それでいいんだろうと思うんだけどさ。
もう全てが名盤状態。なんか、それもチョットな~、と思うのである。
違いが分かる男に、なるためには、やっぱり数聞かないとね~。

☆☆☆☆
★★★★




Drikouraman/Anbalari Edisyon

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ロック[ヨーロッパほか]部門第一位「ユートピア」ビョーク

相変わらず個性的なジャケット。でも音はめちゃくちゃ普遍で不変。ロック聞くならビョークは外せん。それほどまでのビッグネームだからして、当然こちらの要求もどんどん高くなってしまう。そう思うと、なるほどビョークではあっても、やっぱり衝撃度が薄れて行くのは仕方のないことなのか。
ワタクシのように、スンバラシイ耳を持っていない人間にも(粋も甘いも分らん言うてたよな(笑)、きゃりーぱみゅぱみゅ様の衝撃度は薄れることはないのであるが、流石にそのレベルにはないか。
いや、それでも、きっと世間一般には、きゃりーぱみゅぱみゅ様と同じ悩みをもつ第一級のアーティストが届けてくれた作品。いろいろと考えさせてくれる。

☆☆☆☆
★★★★


ユートピア/ホステス

¥2,689
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レゲエ部門第一位「Chronology」Chronixx

今回採り上げるラストの一枚。実はジャンル的にはこのあと、レゲエ日本部門があるんだけど、その一位のみ、spotifyさんに無かった。一応2位の方は聞いてコメントしようかと思ったんだけど、それはまた別の機会にすることにする。

ということで、Chronixxさんである。ラテンのときに感じたのとまるで同じ。もうレゲエそのものがやっぱり好きで憧れてるのですごい楽しいんだけど、じゃあ、レゲエならなんでもいいのか、ということになる。やっぱりこれまたちゃんと数聞いておかないとなあ。レゲエ風味、とかなら散々聞いてるんだけどね~。

☆☆☆☆
★★★★


Chronology/Vp Records

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以上、クリスマスイブに、一人で籠もって音楽聞いてたワタクシなのでありました。
(笑)
このレントリーを最後まで読む人は、多分この世界広しいえども、きっと2人ぐらいしか居ないと思うけど、そのお2人に、溢れんばかりの幸せが訪れますように。ぜひコメントいれてください。
(笑)

そして、今日クリスマス当日には、ワタクシ、今度はロッキングオンのベスト50を一気聞き、しようとは思ったのですが、それは大変すぎるので、とりあえずは、ベスト10を聴こうと思っているのでありました。

懲りずに、また感想書くよ~。(笑)