インスタなどでマッサージ世界大会やアジア大会についてアップされてるのをめにしたりしますが、
今日はそのことについて。
よくわからずに意見を述べるのはよくないことかもしれませんが、
現役ナース&セラピストである私の考えをお伝えしたいと思います。
マッサージ世界大会で1位✨とか
アジア大会、フランス大会で1位✨とか
たしかに、チャレンジしたり、世界の人たちと競い勝ち抜くことは、凄いことだとは思います。
ですが、マッサージって、本来は、
目の前のお客様のお身体のお辛さを楽にしたり、
最高の癒しを提供することに全集中することだと思うのです。
そしたら、自分のマッサージの手技が、はたから美しく流れるように見えるかなんてことに、意識してる余裕なんてないはずではないかと。
それに、世界大会にチャレンジするセラピストたちって、ほんの一握りですよね。
その中で競って、世界一とか、日本一とかって
本当はもっとすごいセラピストさんたちがいるのに、日本一と言われても…。
そして、
マッサージ選手権の動画を拝見しますと、
なにか、マッサージがパフォーマンスになっているのですよね。
ダンスか何かのように、オーディエンスがパフォーマンスの美しさをジャッジしているように思えてなりません。
わたしはこのような大会で賞を取るためにトレーニングすることに時間を使うことに、
大人気ドラマ「虎に翼」のとらちゃんのセリフ
「はて?」
と疑問を感じぜずにはいられません。
私のマッサージの師匠は、
その道30年のキャリアですが、
今でもお客様の施術は緊張するそうです。
その道一筋の師匠が緊張するんだから、
私がお客様の施術前、施術中に緊張するは
あったりまえだ〜っ‼️
と納得したものです。
私も、医療従事者として、目の前の患者さんの命を助けるとき、患者さんと向き合うときは、
常に緊張感と集中力を要されます。
だから、目の前の患者さん、お客様に向き合うとき、美しいパフォーマンスなど、必要ないと思うんですよね。
そんなことに神経つかうのではなく、指先、手の平で、患者さんの体に触れて、不調の箇所、不調の原因を感じとり、頭の中でその方のお身体が今どんか状態にあるかを考え判断しなければならない。
セラピストは、パフォーマーではない
マッサージの手技の美しさを評価されることより
お客様の想いにお応えすること
そこに集中すべきだと思うんですよね。
本当に素敵なセラピスト✨は
大会メダリストではなく、
どこか知らないところに、
たくさん、たくさん
ゴットハンドの
素敵なセラピスト✨さんたちは
いらっしゃいますよ。
私もそんな素敵なセラピスト✨を目指して
日々学び、仕事してまいります😽