今日は『JR東京総合病院高等看護学園』へ公演に行ってきました。
毎年、2年生の皆さんに見て頂いています。
今日の公演メニュー
① 市川市医師会と手をつなぐ親の会について
市川市医師会と親の会が連携を持ち始めて10年。
その経緯と連携によって障害のある人のためのものが出来た事を話しました。
《 連携で出来たもの 》
1.『医療カード』…障害のある人がスムーズに診察が出来るよう配慮してもらいたいこと等をカード に記入して診察券と一緒に出す。
2.『ポスター』…込み合う病院の待合室で障害のある子どもが順番を待てずに困ってしまう親が沢山いることがわかり、待合室に貼ってもらう“待つ事が苦手な人もいる”というポスター。
3.『コミュニケーションボード』・・・医師から診察を受ける時や親から病院でどんな事をするのか事前
に説明があると障害のある人が安心する事があります。そんな時に使えるように医療のイラスが付いたボード。
(例)聴診器と胸のイラストを指差しながら「聴診器を胸に当てます」と言いながら見せる。
4.『タミフル処方のお願い』用紙・・・障害のある子どもがインフルエンザでリレンザを処方されたけど吸引が出来ず、病院も「年齢で決まっているから・・」となり困った保護者の話を聞いた医師会が「病院へ提出するタミフル処方のお願い用紙を作りましょう!」と提案してくれ学齢期の子どもでもタミフルを服用出来る事に。
② 絵本「帰っておいで」朗読
③ キャラバン隊『空』からのメッセージ
④ 言葉が不自由な体験
「言葉がわからない、伝わらないってどういうこと?」
⑤ シングルフォーカスの体験
「どんなふうに見ているの?」&「どんなふうに聞こえているの?」
⑥ 手先が不自由な体験
「どうしてうまくできないの?」
⑦ 子育て体験
今回は、Yさんにお子さんの入院体験の話をしてもらいました。
入院中、生後間もない子供が入院した時、看護師さんたちとYさんの交換日記を紹介。
終始みなさん真剣に聞いてくれて感激です。
きっと、障害のある人にも、ない人にも、
どんな人に対しても優しい看護師さんになってくれるでしょうね。