二人目の精神科医は開業されたばかりのクリニックで、存在自体を知りませんでしたが見つけられて一安心でした。
第一印象は少し頼りなさそう。
それとパソコンの画面ばかり見て、話を聞かれる事が凄く嫌でした。
他を当たる気力も無いし、通院することになりました。薬は抗うつ剤が一種類と睡眠薬が一種類になり「時間はかかるけど良くなるから」と、医師の言葉がうれしくて希望が持てました。
少しイライラや不安が落ち着きカウンセリングを受ける事になった。
何故愛情をかけてくれなかったのか?いくら話しても私の中には答えはありません。
時が経ち、いつかどうでも良くなるまで待つしかないのか?
それよりは自分は娘に愛情をかけて育てているし、今幸せなんだから自分の事と家族のことに集中しようと仕事復帰を目指しました。
残念ながら鬱病はそんな簡単なものではありませんでした。
元々生真面目な性格なんで、仕事に復帰した途端
頑張り過ぎてまた、状態が悪くなり休職して療養が始まりたした。
前にも増して、買い物に行けば人の視線が怖くて
緊張すると震えてしまいます。
一体自分自身に何が起きたのかわかりませんでした。
鬱病以外にも、自己免疫疾患を患っていたため
体も変調を来たし最悪の状態になって家事も姑に頼らないと、ひとりではできなくて。
家族に迷惑をかけるから死んでしまいたい。いつも通る道で事故死出来る方法はないか、そんな事ばかり考えて過ごす日々。
今考えると、体力もなく、動けなかったから実行しなかっただけで、鬱は死ぬ病気なんだと改めて思います。